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歯周病で寿命が縮む?!脳梗塞の関わりは?

2022年6月17日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「静かな殺し屋」と呼ばれるの歯周病菌のお話と、「歯周病と脳梗塞の関わり」についてお話したいと思います。

歯周病、進行していませんか?

昔は「歯槽膿漏」と呼ばれていた「歯周病」は、歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨を溶かして歯を失ってしまう恐ろしい病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、いつの間にか症状が悪化してしまうことから、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

「静かな殺し屋」に御用心!

初期の段階では、自覚できる症状はほとんどありませんが、歯肉には炎症が起きています。「歯肉が腫れることがある」「歯磨きで時々出血する」という方はご用心!それが歯周病の始まりかもしれません。また、そのほか、こんな症状がある方は、早めに歯科医院でチェックしてもらいましょう!

★ 朝起きたとき口の中がネバネバする。
★ 口臭が気になる。
★ 歯肉がむずがゆい、痛い。
★ かたい物が噛みにくい。
★ 歯が長くなったような気がする。出っ歯になった気がする。
★ 歯と歯の間の隙間が大きくなり、物がはさまりやすくなった
★ 歯肉が赤色~紫色になった
★ 歯茎などから膿(うみ)が出る
★ 歯がグラグラする

中期~後期と病気が進行してくると、歯槽骨(あごの骨)が溶け出して、固い物を噛みにくくなったり、歯がグラグラしてきてしまいます。一度あごの骨が溶けてしると元に戻すことはできませんが、初期の歯肉炎の段階で治療を受ければ、元の健康な状態まで回復できる可能性も高まります。だから、歯周病には早期発見・治療が重要なのです。

歯医者に行った時にはもう手遅れということがないように、「ちょっといつもと違うな」と思ったら、早めに歯科医でチェックしてもらってくださいね!私たちが全力でサポートします♪

歯周病であなたの寿命が縮む?!

日本人の成人の約80%が罹患していると言われる歯周病ですが、脳の血液のめぐりの低下から重い後遺症を残すこともある「脳梗塞」の一因になっていることをご存じですか?

あの「脳梗塞」にも関わっていた!

【脳梗塞と動脈硬化】

脳の血管が詰まるなどで、脳組織に血液が送られなくなり脳組織の壊死が起こる「脳梗塞」。その大きな原因が動脈硬化です。
動脈硬化とは何らかの原因で、血管壁が分厚くなり柔軟性を失ってしまった状態を言います。動脈硬化になると血管が狭くなったり、ふさがってしまい、脳組織に上手く血液供給ができなくなることで、脳組織が死んでしまうのです。

【動脈硬化に関わる歯周病】

そんな怖ろしい「動脈硬化」に、歯周病が関わっていることが分かってきました。歯周病菌などの刺激によって、血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)ができて血管が細くなると同時に、そのプラークがはがれて血管が詰まったりするのです。

日本臨床歯周病学会によると、歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われているそうです。

高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、ストレス、喫煙など、脳梗塞の原因はもちろん歯周病だけではありませんが、日頃から歯周病予防をすることで、怖ろしい病気「脳梗塞」のリスクを少しでも減らしていきましょう。お口の健康を守ることは全身の健康にも繋がっています。

さて、次回は【歯周病菌が体中を駆けめぐる!?】をお届けします。

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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