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喫煙者は歯周病に気付きにくく治りにくい

2023年1月27日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は『喫煙(タバコ)』と歯周病の関連についてのお話と、歯周病は「喫煙者は気付きにくく治りにくい」とされている事についてお話したいと思います。

喫煙の大きな代償、知っていますか?

タバコの煙には多くの化学物質が含まれていて、そのうちニコチンや発癌性物質などの有害物質は200とも300とも言われます。全身に悪影響を及ぼすことが知られるタバコですが、実は歯周病を悪化させる大きな要因にもなっているのです。

タバコが歯周病を悪化させる理由は?

歯を支える歯肉が不健康に!

ニコチンが血管を収縮させることで、血液によって運ばれる酸素や栄養が歯肉に運ばれにくくなります。

免疫力の低下!

喫煙により血液中の白血球の機能が低下し、歯周病への抵抗力が弱まります。

細胞修復機能の低下!

ニコチンの影響で、細胞修復に必要な繊維芽細胞の働きが抑制され、歯肉の修復を妨げます。

酸欠状態が好環境!

喫煙により歯周ポケット内の酸素が不足。酸素を嫌う歯周病菌が増殖しやすい環境に。

いつの間にか進行!

不健康な状態の歯肉では、歯周病菌が侵入してきても、それに抗うだけの力がなく炎症症状が少なくなります。でもこれは、症状が現れにくいというだけで、歯周病は進行していきます。

お口の健康を維持するためにも禁煙は大変重要です。これを機にタバコを吸っている方は禁煙しませんか?私たちと一緒にお口の健康を考えていきましょう!

喫煙者は歯周病に気がつきにくい?!

歯周病は強い自覚症状がなく静かに進行する病気ですが、歯ぐきが腫れたり、ブラッシング時に出血するなどのサインで気がつくことができます。でも、タバコを吸っている方は自覚症状が出にくいため、歯周病に気がつきにくく悪化させやすいのです 

治りにくい!再発しやすい!

なぜ症状に気がつきにくいのかというと、タバコを吸っていると、血管が収縮して血流が悪くなり免疫力も低下、タバコに含まれる化学物質が出血を抑え、歯肉も固くなることで炎症が抑えられるからです。

でも、これは歯周病が軽いというわけではなく、侵入してきた病原菌に対して戦うだけの力が不足しているということ。自覚症状が少なくても歯周病はどんどん進行し、重度の歯周病に進むリスクが高まります。

また加えて、歯周病の治療をしても、喫煙しながら行った場合は治療の効果が出にくいとも言われます。さらに、歯周病の状態が快復に向かっても、喫煙を続けることで再発のリスクも高まります。

タバコは百害あって一利なし。これを機に禁煙にチャレンジしませんか?一人ではなかなか禁煙できないという方は、禁煙外来など医療機関の力を借りるのもひとつの方法ですね。私たちと一緒にお口の健康を考えていきましょう!

歯周病のリスクを減らすには?

毎日のお口のお手入れや定期的な歯科医院での検診はもちろんのこと、上記のような生活習慣を見直すこともとても大切なのです。気になることがあれば、お気軽にご相談下さい。

歯科医院との二人三脚で、お口の健康を維持して歯の寿命を伸ばしましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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