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療後で比べる3つの治療法 入れ歯orブリッジorインプラント

2024年9月3日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は『要注意!女性の一生で3度ある!歯周病リスクが高くなる時期』と、

歯の本数で分かる将来の姿?!歯の本数と健康寿命』についてお話したいと思います。

要注意!女性の一生で3度ある!

歯周病リスクが高くなる時期

歯の寿命に男女の差があることをご存知ですか?実は、女性の歯は全ての歯において男性の歯よりも寿命が短いと言われています。大きな理由は、思春期・妊娠期・更年期という女性特有のライフステージの影響があるから。ホルモンバランスが大きく変化するこれらの時期は、歯周病等で歯を失うリスクが高くなる要注意期間なのです!

姫路 歯医者 歯周病リスクが高くなる時期

◆ハイリスクな時期1・思春期

女性ホルモンの分泌量が増加し、それを好む歯周病菌の一種が異常に増殖し、歯ぐきからの出血が起こりやすくなります。勉強や部活等で生活リズムが崩れてメンテナンスが怠りがちになりやすいことも一因です。

◆ハイリスクな時期2・妊娠期

思春期同様、女性ホルモンの分泌量が増加し、歯周病にかかりやすく悪化しやすくなる時期です。食事が不規則になったり、つわりで歯磨きができないなど、お口を衛生的に保つことが困難になるのも一因です。

◆ハイリスクな時期3・更年期

閉経前後の更年期は、女性ホルモンの分泌量が急激に減ります。それに伴い身体の抵抗力が低下。歯ぐきの抵抗力も低下するため、今まで同様の生活でも歯周病が悪化しやすくなる時期です。

このように、女性には特に注意が必要な3つのライフステージがあります。歯の寿命をのばすためにも、セルフメンテナンスに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスも続けていきましょう!

歯の本数で分かる将来の姿?!

歯の本数と健康寿命

歯を失う大きな原因となるのが歯周病。特に高齢になるほど歯周病で歯を失う割合は上がってきます。では、歯を失い、そのまま放置しているとどうなるでしょうか?食べ物が食べにくかったり、発音が不明瞭になることは想像しやすいと思いますが、それ以外にも、健康寿命を左右するあるリスクが上昇するのです!

姫路 歯医者 歯の本数と健康寿命

▼歯が少ないと認知症や転倒のリスクがアップ!

多くの歯が残っている人や、少なくても義歯などを入れている人は、歯が少なく義歯を入れていない人に比べて、認知症発症や転倒する危険性が低いことが分かっています。反対に、機能する歯が少ない人ほど認知症発症や転倒の危険性が上がります。

▼認知症や転倒は要介護の原因にも!

そして、認知症や転倒は、介護が必要となる主な原因にもなっています。つまり、歯の本数が少ないほど、将来、介護が必要になるリスクが上がるのです!

そのため、健康な高齢者を目指すには、今からできるだけ自分の歯を残せるよう、日々のメンテナンスや歯科医院の定期健診でケアすることが大切です。また、歯を失っている場合でも、入れ歯やインプラント等でお口の機能を回復している高齢者は認知症や転倒のリスクが少ないことも分かっています。歯を失ったままの方は早めに歯科医院で治療を受けましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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