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歯を失う時|その日は突然やってくる!

2024年6月22日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「歯を失う時(その日は突然やってくる!」と「インプラントが抜ける!その原因は?」についてお話したいと思います。自分の歯や、インプラントがダメになって抜けてしまうことには必ず原因があります。

またその原因を知って予防策を講じることでかなりの確率で予防が可能になってきます。自分を守る知識を増やしましょう!!

歯を失うとき。(その日は突然やってくる!)

「自分の歯を失う」。その原因や時期って想像できますか?もしも突然歯を失ったら…、とても悲嘆し慌ててしまうことと思います。

そこで、今回は、いつかはやって来る、「歯を失う」ということについてお話ししましょう。予測される原因や時期をあらかじめ知っておくことで、今後の予防や義歯の選択についても、今から真剣に考えておけると思います。

歯を失う原因とその時期は?

①虫歯や歯周病などで歯がなくなった

日本人の平均では、40歳位までは歯をほとんど失っていませんが、45歳~55歳で3本の歯を失い、55歳~65歳では5本の歯を失っています。

年齢とともに歯を失う本数は増加し80歳代では平均8本まで減ってきてしまう統計もあります!これは定期的な歯科検診十分予防が可能です。かかりつけの歯医者さんをつくりましょう。

②事故で歯がなくなった

交通事故やスポーツの事故などで歯を喪失。年齢や歯の状態に関係なく、突然誰にでも起こりうることです。

状態によっては歯を再移植することが可能です。抜け落ちた歯があればすぐに拾って歯医者さんに行きましょう!(可能であればですが、、)

③生まれつき歯が足りない

先天的に歯が足りなくて咀嚼機能が十分でないことがあります。矯正治療や補綴(差し歯、ブリッジ)インプラントなどで治療可能です!

このように、人によって歯を失う原因や時期は様々です。でも、いったん歯を失ってしまうと食事も会話も不便ですし、放置すれば隣の歯が倒れてきて噛み合わせが変わるなどの弊害も出てくるので、すぐに治療する必要があります。

ご自分の歯を失わないように、きちんと予防することが何より大切ですが、「もし自分の歯がなくなったら…ブリッジ?入れ歯?インプラント?」などの選択肢も、今から少しずつ考えておくといいですよ。

インプラントが抜ける!!その原因は?

成功率が高い治療法といわれているインプラントですが、残念なことに上手くいく例ばかりではありません。高額な治療費を払って入れたインプラントなのに、すぐに使用できなくなってしまったら困りますよね。

そこで今回は、術後トラブルの原因を探ってみました。

喫煙・歯ぎしり・歯周病に要注意!

①細菌に感染した!

お口の中の歯周病菌がインプラント周囲の組織に感染して、あごの骨が溶け、インプラントが脱落!治療前に歯周病をきちんと治しておくことが重要です。

②大き過ぎる力が加わる!

歯ぎしりや食いしばりによる力がインプラントに大きな負担を与えてしまうことがあります。クッションの役目をする「歯根膜」という組織がインプラントにはないため、噛む力がダイレクトに人工歯へ伝わってしまいます。

③喫煙がやめられない!

喫煙で血管が収縮して血行不良となり、インプラントと骨の結合に弊害が起きることがあります。喫煙習慣がある方は細菌感染のリスクも高まります。

③定期検診をサボりがち!

定期検診を怠ると、お口の衛生状態や、噛み合わせなどの状態がチェックできないままです。放置すると、インプラント周辺の歯周組織が破壊される「インプラント周囲炎」になったり、インプラントに力がかかりすぎて抜け落ちることも。

また、以上のような原因のほかにも、器具の衛生管理不備や医師の技量不足なども失敗の原因に挙げられます。インプラントをご検討されている方は、信頼できる医師を選ぶことも重要ですね!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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