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子供の矯正治療は必要?悪い歯並びの原因は?

2022年8月12日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院 院長 米山博彦です。

大切なお子さんの健全ですこやかな成長、女の子であれば将来美しく、男の子ではたくましく育ってほしいと親なら誰もが願っている事だと思います。健康的な身体と綺麗な歯並び、美しい笑顔は一瞬で相手に好印象を与える事になり、おおげさではなくその後のお子さんの人生を変えてしまうと私は考えています。

ではなぜ歯並びは悪くなるのでしょうか?その原因はなんでしょう?また子供の時期から矯正をした方がいいのは何故なんでしょうか?よく言われませんか?

「永久歯の生え替わりまで様子をみましょう!!」これは歯医者として言いますが非常に無責任な発言だと私は考えています。文献(世界の論文)からのレビューでは放置して自然に良くなる(正常咬合)になる確率はなんと10%以下(6.4%)と言われています。

つまり放置していては絶対に治らない!と言ってもいいと思います。「なんかおかしいな?」と思った時が治療の開始時期だと思います!

 

悪い歯並び(不正咬合)の原因は

子供に時期の不正咬合のすべての原因は結論から言うと上顎骨(上あご)の発育不足が原因と言われています。世界的な文献(論文)でも多数発表があります。歯並びを悪くする習慣(悪習慣)として指摘されているものは

・よく噛まない
・指しゃぶり、頬杖
・口呼吸による機能障害

などがありますが、特に多いのが口呼吸による不正咬合です。

最近の子供達の特徴として感じるのは、上顎(上のアゴ)が狭く、鼻閉があり口呼吸をしている子供が多いです。ある調査では実に70〜80%の子供達が程度の差はあるけど口呼吸になっているといわれています。

正常な舌の位置は上のアゴに接していますが、口呼吸の子供達は口で呼吸しないといけないので舌の位置はより低い位置、もしくは前方に置くようになり食べるときにペチャペタ音を立ててしまい、またイビキをかく子供が多いです。

その他の以下の症状が口呼吸の特徴です。思い当たる方は要注意です!

口呼吸による機能障害の兆候

・口呼吸による機能障害の兆候
・いつもポカンと口が開いている
・食べるときにペチャペチャ音を立てて食べる
・猫背で姿勢が悪い
・イビキがひどい
・寝起きが悪く、しばらくボーッとしている
・扁桃腺が腫れやすく、風邪をよくひく

また口が常時ポカンと開いていると頬の筋肉が弱くなり、その結果上の臼歯の歯列が内側に入ってしまいV字型の歯列になってしまい、舌を前に突き出す癖がつくと開咬となってしまいます。また口の中の体積が狭くなり様々な機能障害を引き起こす原因になります。

不正咬合の種類

1 出っ歯(上顎前突)

いわゆる出っ歯(上顎前突)。一見上の顎と骨が前に出ているように見えますが、実際は上顎骨の幅が狭くて下顎骨(下の顎)が後ろに引っ込んでいるケースが日本人始め東洋人には80%以上と言われています。

2 受け口(下顎咬合 反対咬合)

受け口とは、顎と歯が前に出ている状態で前歯の噛み合わせが逆になっている状態です。これの原因は大きく3つあります。

・上顎骨が短く、下顎骨は正常。
・上顎骨は正常で、下顎骨が大きい。
・上顎骨は短く、下顎骨は大きい。

やはりこれも上顎骨の奥行き(前後の長さ)が短くて、実は下顎骨の大きさは正常範囲なのに下の歯が前に出ている状態の場合が日本人には一番多いです。(70〜80%) あとのケースは遺伝要素が大きく将来外科矯正になる事が多いです。

3 交差咬合

放置すると顔全体が歪んで成長してしまいます。特に女の子(男の子もそうですが)は思春期やお年頃になると非常に悩みます。実際に当院でも20代の女性が何人も相談にいらしてます。
成長期が終わって顔の歪みを治す方法は多くは外科矯正になってしまいます!顎の骨を切って組み直す治療で確かに綺麗に治りますが、入院が必要で身体の負担は大きいです。
できるだけ低年齢、できたら5歳ぐらいで気づいて治療始めれば綺麗に治りますしその後の成長発育も良い方向に導くことが可能です。

4 乱杭歯(叢生 ガタガタの歯 八重歯)

いわゆる昔でいう 八重歯 です(私が子供の頃はアイドル達もこの歯の状態が多くむしろ可愛いとさえ言われていました。)
歯のサイズとそれが並ぶ土手である歯槽部(歯肉部)のサイズがアンバランスで並びきらない状態を言います。
5〜8歳の間に顎を大きくする処置をすれば多くのケースで歯を抜く事なしにきれいな永久歯列に誘導する事が可能です。(一部例外はあります。)

5 開咬(奥歯だけが当たっていて前歯が噛んでいない状態)

前歯でかみ切る事ができません。食物をしっかりと噛み切り、噛み潰す事ができないため丸呑み傾向が強いです。これも上顎骨の成長不足から舌が本来の場所に収まる事が出来ず、物を飲み込む時に舌を前歯の隙間に突っ込んで蓋をする癖がついてしまい、やがて下顎全体が後方に回転してしまい、前歯が当たらなくなってしまった状態です。

6 過蓋咬合

これも上顎骨の幅が狭いのが始まりです。
上顎の幅が狭いため下顎の歯列が前に出る事が出来なくなって、結果後ろに後退してしまい前歯が全く噛み合わなくなって下の前歯が上の歯肉を噛むまで伸びてしまいます。(歯は噛み合わせがなくなると動きます!)

次回Part2では子供の矯正が必要な理由と具体的な治療の方法をお話しします。

よねやま歯科医院 院長 米山博彦

歯周病の実態!歯ぐきの下で骨が溶けている!?

2022年8月5日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯を失う原因No.1の歯周病に関連して『歳をとって気づく、歯の大切さ!』と歯周病の実態とも言える『歯ぐきの下で骨が溶けている!?』についてお話したいと思います。

歳をとって気づく、歯の大切さ!

歯周病は歯を失うことになる大きな原因ですが、あまり歯周病予防に力を入れている方が少ないのが今の日本の現状。歯医者は歯が痛くなったときだけ、と言う方がまだまだ多いのです。

最近注目の「予防歯科」で歯周病も予防!

でも、歯周病で歯が抜けてしまった自分を想像してみてください。人前に出るのが恥ずかしい…食事も楽しめない…見た目もずいぶん老け込みそう…。そうです!歯を失うことは、人生を楽しむ上でとってもマイナスなことだったのです。気づいた方は今からでも遅くはありません。5年後、10年後、20年後の人生のために、今のうちに本気で歯のケアを始めましょう!

では、どんなケアをしていけば良いのかというと、有効なのが「予防歯科」という考え方。毎日のセルフケアとプロによるケアで、虫歯や歯周病を未然に防いでいきます。

★セルフケア

歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなどを使って、お口の汚れをシッカリ掻き出します。デンタルリンスなどで、お口の中を清潔に保つ習慣も◎。使い方や自分に合う商品が分からない時は私たちにお気軽にご相談ください。

★プロフェッショナルケア

歯科医院のプロによるケアでは、専門の機械を使って、歯石や磨き残した汚れを落とします。定期的にチェックを受けることで、虫歯や歯周病を未然に防ぎます。また、歯の磨き方なども、分かりやすくレクチャーしますよ。

以前は、虫歯や歯周病が多かったスウェーデンも、国を挙げて予防歯科治療に取り組んだ結果、虫歯や歯周病はみるみる減少したそうです。私たちも、10年後、20年後も自分の歯で過ごせるよう、歯とお口の健康づくりに力を入れましょう!

歯ぐきの下で顎の骨が溶けている!?

歯周病であごの骨が溶ける…なんて聞くと、本当?と思われるかもしれませんが、歯周病が進行すると、歯周病菌が出す毒素で歯ぐきの中にあるあごの骨が溶け出し、あごの骨に植わっている状態の歯は次第にグラグラになってしまうのです。

予防と早めの治療で歯を残す!

自覚症状があまりなく、発症や進行に気づきにくい歯周病の場合、「歯がグラグラしている」などの症状が出た時には、もうすでに重症化していて、治療をしても歯を残せる状態ではなくなっていることがあります。そのため、予防はもちろん、早期発見・早期治療が自分の歯を残すためにはとっても大切なのです。

「歯ぐきが赤く腫れてる?歯みがきで出血するようになった」(軽度歯周病)などの症状に気がついた時は、早めに歯医者さんに診てもらってください。軽度歯周病が進行して中度歯周病の状態に移ると、歯周ポケットの炎症が慢性化し、あごの骨は溶け始めてしまいます。

★まずは歯科医院で歯周病の検査をしましょう!★

◎ポケット検査…歯周ポケットの深さは歯周病の進行度合いに比例しているので、深さを測って現在の状態を確認します。
◎歯の動揺検査…歯周病が重度なほど、動揺は大きくなります。
◎レントゲン検査…見た目では分からない歯ぐきの中のあごの骨の状態を確認します。

検査の結果、必要であれば歯周病の治療をします。治療終了後は、定期的に歯科医院で歯周ポケット等の検査を受けて歯周病の進行を確認し、歯周ポケット内の細菌を取り除くメンテナンスをしてもらいます。歯周病にならない、進行させない習慣を作っていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯周ポケットの深さで歯の健康状態がわかる?

2022年7月29日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯を失う原因No.1の歯周病に関連して『あなたの歯周ポケットは何ミリですか?』と歯周病菌の巣窟と言われる歯石について『白と黒。歯石には2種類ある!』についてお話したいと思います。

あなたの歯周ポケットは何ミリですか?

歯周ポケット。皆さんご存じですよね。歯周ポケットの中には細菌がいっぱい住んでいて、歯ぐきを腫らしたり、口臭をひどくしたり、歯周病をどんどん悪化させるなど、私たちの健康を脅かしています。今回は、そんな歯周ポケットの深さから、歯周病の進行具合や治療法をみていきましょう。

歯周ポケットで歯の健康状態をチェック!

■歯周ポケットの深さは2~3mm程度・・・歯肉炎

歯ぐきに炎症が起きブラッシングなどで出血しやすくなっています。軽度の場合は、歯ブラシやデンタルフロスなどを使って丁寧に磨くことで改善できます。

■歯周ポケットの深さは3~4mm程度・・・歯周病初期

歯ぐきの腫れや出血だけでなく、冷たい水がしみたり口臭が出たりしてきます。歯科で細菌の温床となる歯石を除去してもらいます。

■歯周ポケットの深さは4~6mm程度・・・歯周病中期

歯肉はさらに赤くなり腫れぼったくなります。あごの骨が溶かされ歯を指で押すとぐらつくことが。歯が浮くような感じがしたり、口臭が強くなったりも。歯周ポケットの中にこびりついた頑固な歯石を掻き出す処置(SRP)を行います。

■歯周病重度/歯周ポケットの深さは6~8mm程度

あごの骨がさらに溶け歯のぐらつきがひどくなります。歯と歯茎の境目から膿が出たり口臭がよりきつくなります。歯周ポケットが深くSRPで歯石を取り除くことができない場合は、歯茎を切開し歯石を取ります(フラップ手術)。
ポケットが深くなればなるほど治療が困難になりますので、歯茎の違和感に気がついたら早めに歯科医院へ。シッカリ診てもらって酷くならないようにしましょう!

補足ですが1度口腔清掃をしっかり行うと、口腔内の歯周病菌はやく80%がなくなります。しかし0にすることは不可能で、残りの20%がだんだん増えていって、元の100%に戻るのが約3〜4ヶ月かかると言われています。従って3ヶ月毎に口腔ケア(プロフェッショナルケア)を行うと歯周病の進行を抑制できるという事になります。これが3カ月が定期検診、口腔ケアの間隔の理想と言われる根拠になっています!

白と黒。歯石には2種類あるんです!

皆さんは、歯石が2種類あるってご存じですか?え?歯石って歯の周りにつく白い石のようなものでしょ?と思われるかもしれませんが、実は歯石には、白っぽい「歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)」と、赤黒い「歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)」があるのです。

歯石に住む細菌が、歯の寿命を縮める!

なんだか難しそうな名前ですが、簡単に言えば「歯肉縁上歯石」とは、歯ぐきの縁よりも上に付着した歯石のことで、「歯肉縁下歯石」とは、歯ぐきの縁より下、つまり歯周ポケット内の歯根部分に付着した歯石のことを言います。それぞれの違いは…

■歯肉縁上歯石(しにくえんじょうしせき)

歯石は、プラーク(細菌のかたまり)が唾液の中のカルシウムやリンなどのミネラル成分と結びついて石のように固くなったものです。白色または黄白色をしている歯肉縁上歯石の場合は、歯科医院でのスケーリングで比較的簡単に取り除くことができますが、放置していると、歯石に住む細菌が悪さをして歯周病が進んでいきます。

■歯肉縁下歯石(しにくえんかしせき)

歯周ポケット内にできる歯石は、歯周ポケットからの浸出液や血液が含まれるため、黒褐色でとても固く、歯根に頑固にこびりついています。このため、スケーリング・ルートプレーニング(SRP)という歯周治療が必要になります。歯肉縁下歯石が付着すると、さらに歯肉の炎症が進み歯周ポケットが深くなり、歯を支える大事なあごの骨まで溶かしてしまうことに!

このように、プラークの住み家となる歯石を放置していると歯周病で歯を失うリスクがグンと高まってしまうのです。毎日のブラッシングはもちろん、歯科医院での定期的な歯石取りが大切です!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯を失うと認知症のリスクが上がる?!歯周病の元凶は歯周ポケットにあり

2022年7月22日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯を失う原因No.1の歯周病に関連して『歯を失うと認知症のリスクが上がる!』と歯周病の元凶と言われる『元凶は歯周ポケットにあり!』についてお話したいと思います。

歯を失うと認知症のリスクが上がる?!

実は、歯周病は「世界で最も蔓延している病気」としてギネスブックにも記載されている世界一の感染症ということをご存じですか?そして、歯を失う最大の原因となるのもその歯周病です。歯を失うと、見た目が悪いので人前で話したり笑ったりすることが億劫になるだけではなく、咀嚼機能が落ちて胃腸に負担をかけたり、噛み合わせが悪くなることでお顔の形がゆがむことも…。さらに怖しいことに、歯を失うことが「認知症」にも関係するというのです!

よく噛むことが予防に繋がる!

ものを噛むという行為は、食べ物を消化しやすいように細かくするというだけではなく、脳を活性化するという事がわかっています。

東北大学が行った研究によると、健康な高齢者では平均14.9本の歯が残っており、認知症の疑いのある高齢者では9.4本とハッキリとした差が見られるそうです。そして、残っている歯が少ない人ほど、海馬や前頭葉など記憶や思考を司る大切な部分の容積も少なくなっていたことが分かりました。

つまり、歯を失い咀嚼が十分にできない人ほど、脳への刺激が少なくなり、認知症へのリスクが高まるということが分かったのです。
誰もがなるかもしれない認知症の予防には、よく噛める歯を維持し良く噛むことが大切だったんですね。よく噛める健康な歯を維持するためにも、日頃のケアと定期的なプロのケアが大切です。

また、歯があっても十分に咀嚼していなければやはり脳への刺激が少なくなります。食事では歯ごたえのある食材を積極的に利用して、十分に良く噛んで脳を活性化させてあげましょう。ガムを噛むことも効果的ですよ!

元凶は歯周ポケットにあり!

テレビのCMなどでもよく登場する「歯周ポケット」。皆さんも聞いたことがあると思います。歯周ポケットは歯とハグキの境目の溝のことで、健康な歯ぐきでも1~2ミリありますが、中程度の歯周炎で3~5ミリ、歯周病が進行した場合は6ミリ以上と深くなっていきます。

歯周ポケットは傷口が開いた状態!

そんな歯周ポケットの中では、一体どんなことが起きていると思いますか?実は歯周ポケットの中は、適度な温度に保たれているうえ、中の汚れは通常の歯みがきでは取りにくいため、たくさんの細菌が快適に生活しているのです。そんな状態では、歯周病菌も活発に活動して歯ぐきの炎症が進行し、歯を支えてる歯槽骨と呼ばれるあごの骨を溶かし、最終的には歯を失うことに…。

また、歯周病の怖さは歯が抜けることだけではありません。歯周ポケットの中は組織が破壊され続けている状態なので、まさに傷口が開いた状態。細菌は簡単に体内に入り込んでしまいます。普通の細菌は白血球などの働きにより血液中では生きられませが、歯周病菌は血液の中でもしばらくは生きのびられます。

結果、歯周病菌は血液の流れに乗って全身に運ばれていき、臓器や血管壁にたどり着き、そこで炎症を引き起こします。特に心臓や脳、子宮などへの悪影響が心配されています。

全身の健康に悪影響を及ぼす歯周病。まずは、歯周病菌の住み家となる歯周ポケットを浅くすることから始めましょう。歯科医でポケット内にあるプラークや歯石を取り除き、歯ぐきの炎症を抑えて引き締め、これ以上歯周病が進行しないようにします。「歯周ポケットがあるみたい」という方は早めに歯科医院で治療してくださいね!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

10年後の歯は大丈夫?1本抜けたら総入れ歯に?

2022年7月15日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯周病の少ない国スウェーデンとの比較『5年後10年後のあなたの歯は?』と『1本抜けたらやがては総入れ歯??』についてお話したいと思います。

5年後10年後のあなたの歯は??

今、あなたは何歳ですか?そしてお口の中の歯の本数は何本あるでしょう?日本人の寿命は伸びているのはご存じの通りですが、実は歯の寿命は全然それに追いついていないのが現状です。歯は親知らずを入れて全部で32本ありますが、70歳の頃にはすでに15本程度になっているのです。

スウェーデンは平均20本、日本は平均8本!

歯を失う原因の多くは歯周病。歯は治療を重ねるたびに確実に寿命を縮めていきますので、歯周病、そして虫歯にならないことが肝心です。1日でも長く歯の寿命を伸ばすためには、毎日のケアと、歯科医での定期検診やクリーニングによる予防が大切。きちんとケアができれば確実に歯の寿命は伸びていくのです。
その良い例が、予防歯科の先進国スウェーデン。スウェーデンでは80歳の方でも平均20本の歯を保っているそうです。一方、日本はというと、80歳の方の平均残存歯数は、なんと平均8本という危機的状況…。

「自分は大丈夫」「歯がなくなるなんて想像がつかない」と若い頃は思いがちですが、日本人の平均では45歳頃から加速度的にどんどん失われていく傾向があります。実際に歯を失い、入れ歯やインプラントしか選択肢がなくなった時に初めて、歯をもっと大切にしておけば良かった…と、歯の有り難みが分かるのかもしれません。

今まで何不自由なく美味しいものを食べたり、おしゃべりを楽しんだりできたところが、突然歯を失いそれらの楽しみが奪われるのは相当ショックです。できれば80歳で20本以上の歯を残して豊かな人生を味わいたいものです。5年後10年後の歯が健康できちんと機能しているように、私たちと一緒に頑張っていきましょう!

ちなにみスウェーデンでは日本に比べて認知症の方も非常に少ないとの統計が出ています。それは高齢者でも自分の歯で食事がしっかり摂れる、しっかり噛むことで脳の血流が確保できていて認知症が少ないことに関連があるとのことです。

しかも寝たきりの高齢者も非常に少ないことも歯と関連があることが解っています。日本は寿命は世界一ですが、寝たきりでは人生楽しく過ごせません!歯を守って健康寿命も守りたいですね!!

1本抜けるとやがては総入れ歯?!

虫歯、歯周病、けが…、歯が抜ける一番の原因は何でしょう?厚生労働省の抜歯原因調査では、「虫歯よりも歯周病が原因で抜歯する人が多い」という結果が出ています。約8割が歯周病にかかっていると言われる日本では、特に40代半ばから歯周病で歯を失う方が増えてきます。

義歯が他の歯の寿命を縮める!

「1本ぐらい抜けても放っておいて大丈夫」と思われるかもしれませんが、歯が1本なくなるというのは大変なことなのです。歯が1本抜けた後の行く末をシュミレーションしてみましょう。

ケース① 歯が抜けた!でも、面倒だから放置…

1本歯が抜けると、今まで歯があった場所に両隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合わせの反対側の歯が伸びてきます。噛み合わせが悪くなると汚れが溜まりやすくなり、歯周病や虫歯のリスクも上昇。

ケース② ブリッジを入れた

ブリッジは、両隣の歯を削って土台にし、橋を渡すように義歯を入れる治療法。土台となる歯に大きな負担がかかるので、その歯の寿命を縮める可能性が高くなります。ブリッジでつないだ部分は汚れが溜まりやすいので、新たな虫歯や歯周病も発生しやすくなります。

ケース③ 部分入れ歯を入れた

保険の部分入れ歯の場合は、他の歯に金属のバネを引っ掛けて義歯を安定させます。バネをかけられた歯には過重な負担がかかるので数年でぐらつき始めて抜歯…。歯の無い部分がどんどん広がっていく可能性が大きいです。

先ずは、歯を失う最大の原因である歯周病に気をつけることが大切です。毎日のセルフケアと歯科医院で定期的にメンテナンスすることで、歯周病から総入れ歯に進行する負の連鎖を断ち切りましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

骨粗しょう症や誤嚥性肺炎が歯周病予防に関係する?

2022年7月8日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯周病と関連の深い『骨粗しょう症』と『歯周病予防と誤嚥性肺炎』についてお話したいと思います。

閉経後が危ない!骨粗しょう症と歯周病

女性は閉経により女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少し「骨粗しょう症」になりやすくなると言われていますが、実はお口の環境にも大きな影響があるのをご存じでしたか?

エストロゲン減少でなにが…?

エストロゲンには、「骨の破壊」を抑える作用や、「歯周組織の炎症」を抑える作用があります。

■骨の破壊が進行します!

骨は常に、古い骨を壊して新しい骨を作り出す「骨代謝」をくり返して強さを保っていますが、エストロゲンの減少により骨の破壊を抑える作用が弱くなることで、「骨代謝」のバランスが崩れて全身の骨と同時に、歯を支えるあごの骨(歯槽骨)ももろくなってしまいます。

■歯周組織の炎症も!

エストロゲンには、歯周組織の炎症を抑える作用もあります。しかしエストロゲンの分泌が減少すると、歯周ポケット内では炎症を引き起こす物質が出やすくなり炎症が進行しやすくなると言われています。歯周組織の炎症が進めば、歯槽骨が溶けて歯周病が更に悪化します。

このように、骨粗しょう症の方は、普通の方よりも歯周病に対するリスクが高いので、普段からのケアが特に重要になってきます。

☆喫煙は歯周病も骨粗しょう症も悪化させます。ぜひ禁煙を。
☆食事では、カルシウムが豊富な乳製品、大豆製品、緑黄色野菜、小魚などと一緒に、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKを含む食品を摂るようにしましょう。またビタミンDは魚や卵黄、干し椎茸などの食品から摂取する以外に日光をしっかり浴びることによって体内で自己生成することができます。別名「サンシャインビタミン」とも言われています。適度なお散歩やウォーキングもビタミンDにとっては有効です。
☆運動不足は骨密度を低下させる原因に。ここでもウォーキングをするなどの習慣を。

不安に思われる方はお気軽にご相談くださいね。お口と全身の健康を一緒に考えていきましょう!

お年寄りは要注意!「誤嚥性肺炎」

「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という病気、皆さんご存じですか?ニュースや新聞でよく聞く病名です。通常、口から入った食物や唾液は、のどから食道を通って胃へと送られますが、この病気は、食道の隣にある気管に食物や唾液が誤って入ってしまうことで発症する肺炎です。

原因となるのが、食物などについている歯周病菌などの細菌類。これらが肺まで到達して炎症を起こし、特に高齢の方の死亡率を押し上げているのです。

歯周病予防が命を救う?!

誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、なんと歯周病菌であると言われています。実は予防のカギは「歯周病」にあったのです!

■口内ケアを十分に!

まずは、歯周病がある方はその治療をしましょう。そして、歯ブラシでのブラッシングに加え、デンタルフロスや歯間ブラシ、舌ブラシ、入れ歯磨き専用のブラシなどを使ってお口の中を清潔に保つように。そして、定期的に歯科医院でチェックやクリーニングをしてもらい、お口の清潔を保ってください。

■唾液分泌も大切です!

お口の汚れを洗い流す「唾液」の分泌量が減ると、歯周病にかかりやすくなりますので、唾液の分泌を促すことも大切です。口内を乾燥させてしまう口呼吸はやめて、食べ物を良く噛んでたべること。早食いの方はとくに気をつけて、1口30回を目標にゆっくり噛んで食べましょう。

■嚥下障害との関連に注意!

また特に認知症などの要介護者の方は喉の反射が鈍くなっていることが多く、食事の形状などの調理法にも配慮が必要になります。一度にたくさんの量をお口に入れない事や、時間をゆっくりとって慌てて飲み込むことを防いだりすることも誤嚥には有効です。もちろん食後の食物残渣の除去や口腔ケアはご自身では十分できないので専門のケアグッズで清掃してあげることも大切になってきます。

歯周病を予防してお口の健康を保つことが、肺炎を防ぎ、命を救うことに繋がります。私たちがお手伝いしますので、一緒に歯周病を予防していきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯周病のリスクファクターは?

2022年7月1日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯周病を引き起こす危険因子(リスクファクター)』についてお話したいと思います。
歯周病は歯周病菌単体だけでは発症できません。身体の免疫や生活習慣が大きく影響しています。

歯周病を引き起こす危険因子(リスクファクター)

日本人成人の80%以上がかかっていると言われる「歯周病」。全身の病気とも関係性の深い怖い病気ですが、この歯周病にかかりやすくなる要因はいくつかあります。歯周病の危険因子「リスクファクター」について考えてみましょう。

第1のリスクファクターは「細菌」!

歯周病のリスクファクターは大きく分けて3つあります。「細菌」「体の状態」「生活習慣」です。今回は、感染症である歯周病のおおもとの原因となる「細菌」についてです。

◆感染症である歯周病。おおもとの原因は細菌です!

私たちのお口のなかにあるプラーク(歯垢)は細菌の塊です。わずか1mg中に10億もの細菌が住みついていますが、全ての細菌が悪さをするわけではなく常在菌と言ってお口の環境のバランスを整えている細菌も多数存在します。

しかしその中にはもちろん、歯周病の原因菌も住んでいます。歯周病原因菌は歯と歯ぐきの境目についたプラークや歯周ポケットの中に潜んでいます。これらの細菌が毒素を出して炎症を引き起こし、歯周組織を破壊しながらあごの骨を溶かします。最悪の場合、私たちの大切な歯は抜け落ちてしまいます。

◆毎日のプラークコントロールがやっぱり大切!

そんな原因菌をやっつけるには、やっぱり歯磨きなどによるプラークコントロールが基本です。奥歯や歯と歯ぐきの境目、歯が重なりあっている所などプラークが溜まりやすいところを重点的に磨きます。歯ブラシだけではこのプラークを落とすのは4割程度と言われていて、デンタルフロスや糸ようじ、歯間ブラシなどを併用することで9割以上の清掃が可能になります。

また1日1回しっかりと清掃できていれば歯周病の進行は防げますので、朝やお昼など時間がなく歯ブラシの時間がしっかり取れない時は、その日の夜寝る前に時間を少し確保して口腔内の清掃を心がけて下さい。また定期的な歯科医院でのクリーニングを受けて下さい。一度口腔内を専門的に清掃すると歯周病菌は極端に少なくなり悪さができなくなります。

しかしゼロにすることは出来ないのでそれからだんだん増えてきます。クリーニン。グ前の状態に戻るまでの期間が3ヶ月と言われていますので定期的は検診とクリーニングの間隔は3〜4ヶ月が理想的と言われています。

自分流のブラッシングで不安という方はお気軽にお声をかけてくださいね。歯ブラシを当てる角度など丁寧にお教えします。そして、歯科医院での定期的なクリーニングをするとより効果的ですよ!

第2のリスクファクターは「体の状態」!

歯周病のリスクファクターを大きく分けると、「細菌」「体の状態」「生活習慣」の3つ。前回は「細菌」についてお話ししましたので、今回は『体の状態』について考えてみます。

◆糖尿病をお持ちの方

糖尿病にかかっている人は、白血球の機能が低下して細菌に対する抵抗力が落ちているので、歯周病菌に対しても十分な防衛ができません。糖尿病患者さんは歯周病にかかりやすく、悪化しやすい状態です。

◆薬の長期服用している方

てんかんの薬のフェニトイン、高血圧の薬で血圧を下げる降圧剤のニフェジピン、免疫抑制剤のシクロスポリンなどの薬物を長期間服用していると、歯肉が異常に増殖してしまうことがあります。歯ぐきが腫れるので、プラークが溜まりやすく歯周病のリスクも高まります。

またステロイド剤を長期に服用されている方も炎症に対する免疫力が落ちているので歯周病が進行しやすい状態になりやすいです。

◆ホルモンがアンバランスな時期

思春期や妊娠時、更年期など、ホルモンバランスが崩れる時は、歯肉が炎症を起こしやすく、歯周病にもなりやすい時期です。

このように、体の状態によって歯周病に対するリスクは変わります。病気がある方は病気の治療とともに、口腔環境もしっかりとメンテナンスしてコントロールしていくことが大切。体の状態が不安定な方や、有病者の方はセルフケアだけでは歯周病の進行が止まらない場合も多くなりますので定期的な検診とプロケアを是非ともお勧めします。

不安要素がある方はお気軽にご相談くださいね。一緒にあなたのお口と全身の健康を考えていきましょう!

第3のリスクファクターは「生活習慣」!

歯周病のリスクファクターは、「細菌」「体の状態」「生活習慣」の3つに大きく分けられます。これまでに「細菌」「体の状態」についてお話ししましたので、今回は『生活習慣』について考えてみます。

◆喫煙の習慣

タバコを吸うとニコチンなどの影響で血行が悪くなり抵抗力も低下します。すると歯周病菌に対する抵抗力も落ちるので、歯周病になりやすく、悪化しやすく、治りにくい状態になってしまいます。本気で歯周病を完治させたい方は、タバコの習慣を止めることが近道です。

◆精神的なストレス

仕事や人間関係などで必要以上のストレスがかかると免疫力が低下します。免疫力の低下は、つまり細菌感染しやすい状態になるということ。もちろん歯周病菌にも感染しやすくなります。また、ストレスによる歯ぎしりや食いしばりが、歯周病の進行を早めてしまうことも。運動や趣味など、上手にストレス発散できる方法を見つけておきましょう!

◆食習慣

糖分の多い食べ物や、間食回数が多い方は、プラークができやすく歯周病のリスクも上がります。お食事の後はこまめに歯磨きをして、歯周病菌が住みつきやすい環境を作らないようにしましょう。

生涯に渡って長く使い続ける「歯」は、健康で楽しい人生を過ごすのに必要不可欠なものです。普段の生活習慣を見直して、少しでも歯周病になるリスクを減らしていきたいものですね。

そして、定期的に歯科医院に通ってプロの指導も受けてください。お口と全身の健康を一緒に考えていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯周病菌が身体を駆け巡る!?糖尿病の関係は?

2022年6月24日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯周病菌が身体を駆け巡る』菌血症と『歯周病と糖尿病の関係』についてお話したいと思います。

歯周病菌が身体中を駆け巡る!?

歯周病は、文字通り歯の周りの組織に細菌感染が起こる病気です。歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨が溶け、最終的には大切な歯が抜けてしまいます。ところが、最近では、歯周病はお口の中にとどまらず、全身にも悪影響を及ぼしていることが分かってきました。

「歯が抜ける」だけじゃなかった!!

では、なぜ歯周病があると全身の健康が脅かされるのでしょう。それには大きく3つの理由があります。

☆歯周ポケットはケガをして塞がらない傷口だった!

歯周病菌が住み着く歯周ポケットでは絶えず炎症が起こるなど、組織が傷つけられ、傷口が開いたままと同じような状態。だから歯周病菌はその傷口から簡単に体内に入り込めるのです。また、適度な温度に保たれている歯周ポケットは、歯ブラシなどが届きにくいため、細菌の繁殖に絶好の環境です。

☆血液中でも生きられる!

普通の細菌は、血液中では白血球などの働きによって生きていることができません。ところが、歯周病菌は、血液中でもあまり殺菌されることがないので、血液に乗って全身に運ばれていき、臓器や血管壁にたどり着き、そこで炎症を引き起こします。

☆気道から入ることも!

歯周病菌の混ざった唾液が誤って気道に流れ込んでしまい、肺炎を起こすこともあります。
このように、お口の中の病気と思われてきた歯周病ですが、体内に入り込むと、感染性心内膜炎や虚血性心疾患などの心臓病、脳梗塞、肺炎などを引き起こす可能性もあるのです。全身の健康のためにも歯周病予防は大切ですね!

歯周病と糖尿病の深〜い関係!

糖尿病の人は、実は歯周病にもなりやすいということをご存じでしたか?今回は、この2つの病気について、少し詳しく考えてみましょう!

「血糖のコントロール」がカギ

◆糖尿病ってどんな病気?

普通、健康な人は、血液中の糖分の濃度が高くなると膵臓からインスリンが分泌され血糖値の上昇が抑えられます。でも、糖尿病患者さんはこのインスリンの分泌が少なかったり働きが悪いために血糖のコントロールが上手くできず、血糖値の高い状態が続きます。その状態が続くと、体の中の防御反応が低下して、さまざまな感染症にかかりやすくなるのです。

これは、細菌感染による歯周病についても同じこと。つまり、血糖値が高い方は、感染症である歯周病にもかかりやすく、悪化しやすくなるのです。糖尿病の人はそうでない人に比べて、2倍強の頻度で歯周病が起きやすくなるとの報告もあります。

◆歯周病の影響って?

また歯周病が糖尿病に与える影響を考えてみましょう。歯周病が進行すると、炎症のある歯ぐきなどから炎症性サイトカインという物質が作られて体内に侵入します。この炎症性サイトカインは、インスリンの働きを弱める作用があるため、さらに血糖のコントロールが悪くなり、糖尿病が悪化してしま次回います。

このように、糖尿病と歯周病は密接に影響し合う関係です。悪循環に陥り両方悪化してしまうこともありますが、歯周病を治療することで糖尿病の予防や改善に繋がる可能性も。お口のケアで全身の健康を保っていきましょう!

さて、次回は【歯周病の“リスクファクター”は?】です。お楽しみに!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯周病で寿命が縮む?!脳梗塞の関わりは?

2022年6月17日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「静かな殺し屋」と呼ばれるの歯周病菌のお話と、「歯周病と脳梗塞の関わり」についてお話したいと思います。

歯周病、進行していませんか?

昔は「歯槽膿漏」と呼ばれていた「歯周病」は、歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨を溶かして歯を失ってしまう恐ろしい病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、いつの間にか症状が悪化してしまうことから、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

「静かな殺し屋」に御用心!

初期の段階では、自覚できる症状はほとんどありませんが、歯肉には炎症が起きています。「歯肉が腫れることがある」「歯磨きで時々出血する」という方はご用心!それが歯周病の始まりかもしれません。また、そのほか、こんな症状がある方は、早めに歯科医院でチェックしてもらいましょう!

★ 朝起きたとき口の中がネバネバする。
★ 口臭が気になる。
★ 歯肉がむずがゆい、痛い。
★ かたい物が噛みにくい。
★ 歯が長くなったような気がする。出っ歯になった気がする。
★ 歯と歯の間の隙間が大きくなり、物がはさまりやすくなった
★ 歯肉が赤色~紫色になった
★ 歯茎などから膿(うみ)が出る
★ 歯がグラグラする

中期~後期と病気が進行してくると、歯槽骨(あごの骨)が溶け出して、固い物を噛みにくくなったり、歯がグラグラしてきてしまいます。一度あごの骨が溶けてしると元に戻すことはできませんが、初期の歯肉炎の段階で治療を受ければ、元の健康な状態まで回復できる可能性も高まります。だから、歯周病には早期発見・治療が重要なのです。

歯医者に行った時にはもう手遅れということがないように、「ちょっといつもと違うな」と思ったら、早めに歯科医でチェックしてもらってくださいね!私たちが全力でサポートします♪

歯周病であなたの寿命が縮む?!

日本人の成人の約80%が罹患していると言われる歯周病ですが、脳の血液のめぐりの低下から重い後遺症を残すこともある「脳梗塞」の一因になっていることをご存じですか?

あの「脳梗塞」にも関わっていた!

【脳梗塞と動脈硬化】

脳の血管が詰まるなどで、脳組織に血液が送られなくなり脳組織の壊死が起こる「脳梗塞」。その大きな原因が動脈硬化です。
動脈硬化とは何らかの原因で、血管壁が分厚くなり柔軟性を失ってしまった状態を言います。動脈硬化になると血管が狭くなったり、ふさがってしまい、脳組織に上手く血液供給ができなくなることで、脳組織が死んでしまうのです。

【動脈硬化に関わる歯周病】

そんな怖ろしい「動脈硬化」に、歯周病が関わっていることが分かってきました。歯周病菌などの刺激によって、血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)ができて血管が細くなると同時に、そのプラークがはがれて血管が詰まったりするのです。

日本臨床歯周病学会によると、歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われているそうです。

高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、ストレス、喫煙など、脳梗塞の原因はもちろん歯周病だけではありませんが、日頃から歯周病予防をすることで、怖ろしい病気「脳梗塞」のリスクを少しでも減らしていきましょう。お口の健康を守ることは全身の健康にも繋がっています。

さて、次回は【歯周病菌が体中を駆けめぐる!?】をお届けします。

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯周病になりやすい人と歯周病は歯垢が原因

2022年6月10日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は歯を失う原因のダントツの1位『歯周病になりやすい人』と『歯周病の原因である歯垢』についてお話したいと思います。毎日の生活習慣と歯垢を取り除く歯ブラシ。わかっちゃいるけど。なかなか改善は難しい事が多いですよね!

歯周病になりやすい人って?

歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨が溶け、最終的には大切な歯が抜けてしまうという恐ろしい病気、歯周病。そんな歯周病に皆さんはなりたくないですよね。でも、同じようにデンタルケアをしていても、歯周病になりやすい人、悪化しやすい人がいるんです。

歯周病リスクをあげるこの習慣!

1 口呼吸をしてしまう

お口の中が乾燥してプラークがつきやすくなります。また、歯肉の抵抗力が弱まり炎症も起きやすくなります。

2 やわらかい物、甘い物が大好き!

プラークができやすく歯周病菌がどんどん増えてしまいます。

3 寝ているとき歯ぎしりをしてしまう

無意識に行われる歯ぎしりでは、非常に強い力が歯を支えている組織にかかり歯周病を悪化させます。

4 タバコがやめられない

血管を収縮させて歯肉の血行不良を引き起こす喫煙。抵抗力が低下するなどし、歯周病がますます悪化します。

5 「仕事や人間関係で悩んでいる…」

精神的なストレスは、自律神経のバランスを崩し、免疫力も低下。

6 「今、妊娠中なんです」

妊娠中や更年期は女性ホルモンの変化が激しく、症状が急激に悪化することも。定期的に歯医者でクリーニングを!

しっかり歯磨きをしているつもりでも、このような習慣があると、歯周病がどんどん悪化していきます。生活習慣の見直しが大切です。
その他にも、糖尿病になると細菌感染に対する抵抗力が低下するために、歯周病も悪化しやすくなりますし、女性の場合は、思春期、妊娠中、更年期は、ホルモンの影響で歯周病が悪化しやすい時期でもあります。歯並びがよくない場合は、歯ブラシが十分に行き届かなくて歯周病菌の温床となるプラークがたまりやすくもなります。
お口のケアは一人では難しいのが現状です。せひ、プロである私たちにご相談ください。歯周病を寄せ付けない健康なお口の環境作りを、しっかりリサポートしていきます。

歯周病菌の温床「歯垢」を取り除く!

皆さん毎日歯磨きはしていますか?ほとんどの方が「しています」と答えられると思いますが、成人の約80%が歯周病に罹患しているのが現状です。その理由は、「磨いているけど磨けていない」から。つまり、歯磨きはしていても、歯周病の原因となるプラークをきちんと取り除くことができていない方が多い、ということなのです。

歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨が溶け、最終的には大切な歯が抜けてしまうという恐ろしい病気「歯周病」。その歯周病の原因となる歯周病菌が住んでいるのが、歯垢(プラーク)です。だから歯垢を取り除くことが歯周病を予防する重要なカギとなります。

自分でとれる歯垢、とれない歯垢!

歯にガッチリこびりついたプラーク。これをシッカリ取り除きさえすれば、歯周病のリスクも大いに減ります。しかし、実際、完璧にキレイにするのは至難のワザです。

それは、歯は実際に見ながら磨けない上に、歯と歯の間や、歯の裏側など磨きにくい場所がたくさんあるから。そこで、今回は、歯磨きで気をつけたいポイントをご紹介します。

薬品だけでは除去できないプラークは歯ブラシ等でシッカリこすり取ることが肝心ですそんな歯垢は綺麗サッパリ取り除きたいですね。そのためには、まず毎日の歯磨きが大切です。こんなことに気をつけて、セルフケアをしてみてください!

★ 歯の表面だけでなく歯と歯の間も丁寧に!
★ デンタルフロスや歯間ブラシの使用で効果を上げる!
★ 毛先が乱れた歯ブラシでは効果も半減!こまめに交換しましょう!
★「左の奥歯から…」など、磨く順番を決めて、磨き忘れのないように。特に気をつけて磨く歯を、把握しておきましょう。

でも、残念ながらセルフケアだけで歯垢を完全に取り除くのは困難。原因は・・・

☆ 歯周ポケット内に歯垢が・・・歯周ポケットの奥までは歯ブラシが届きにくいので、自分で取り除くには限界があります。
☆ 歯石・・・歯磨きで除去することができない歯石は、表面がデコボコしているために歯垢がつきやすく、軽石のように小さな穴があいているので、そこを住みかに歯周病菌が繁殖します。
☆ 歯並びが悪い・・・歯と歯が重なり合っていたりすると、歯ブラシが届きにくいため、完全に歯垢を取り除くのは困難です。

このようにお口のケアは一人ではなかなか難しいものです。ぜひ、日頃のセルフケアに並行して、歯科医での健診・クリーニングを受けてください。3ヶ月程度を目安に、定期的にチェックしてもらうことをオススメします。ご自身の歯を一生健康に使えるように、一緒にお手入れをしていきましょう♪

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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