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よねやま歯科ニュースレター4月号

2024年4月1日

 

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ニュースレター4月号の話題(お話)は

1『歯周病のわずかな兆候も見逃さない!こんな症状ありませんか?

歯周病ははっきりとした自覚症状がないことがほとんど。そのため、気付かないうちに進行していて、受診した時には歯を抜かざるをえないというケースも少なくありません。そんなことにならないためにも、自分の歯の状態を日頃からチェックすることが大切です。皆さまは下のような症状はありませんか?

□ 歯ぐきが赤く腫れている、痒みがある

□ 朝起きたときに口の中がネバネバしている

□ 歯磨きをすると歯ぐきから出血する

□ 口臭が気になる

□ 歯が長くなったように感じる

□ 歯と歯の間にすき間ができてきた

□ 歯がしみる

これらは歯周病の症状です。当てはまる症状のある方は、歯科医院で診てもらうことをおすすめします。違和感があっても生活に支障がないからと放置していると、歯周病はどんどん進行していきます。そのうち、歯ぐきから膿が出たり、歯を支えている骨が溶けて歯がグラグラしてくるなど深刻な症状が出てきます。最悪の場合は、歯が抜け落ちてしまうことも…。初期であれば、丁寧なブラッシングと歯科医院でのプラークコントロールで改善することが可能ですので、異変に気付いたら早めに歯科医院を受診しましょう!

2『災害時など、水が十分にない時の歯みがき方法は?

災害で避難した際、水が十分になくて、お口の中を清潔に保つことが難しいということがあるかもしれません。でも、お口の衛生状態が悪化すると、誤嚥性肺炎等のリスクも高まるので、工夫してお口を清潔に保つことが大切です。万が一の災害時に備え、水が少ししかない時の歯みがき方法を覚えておいてくださいね!

使うもの(少量の水、歯ブラシ、コップ、ティッシュペーパー)

①少量の水をコップに用意します。その水で歯ブラシをぬらして、歯をみがきます。

②歯ブラシの汚れをティッシュペーパーなどで拭き取り、再びみがくを繰り返します。

③コップの水を少しずつお口に含み、2~3回にわけてすすぎます。

 

3『インプラント周囲炎の治療法は?

インプラントの歯周病とも言える疾患「インプラント周囲炎」。自覚症状が少なく進行が大変速いため、インプラント治療をした方は特に注意が必要な病気です。そんなインプラント周囲炎に、もしもり患してしまったら、どのような治療が必要になるのでしょう?インプラントは回復できるのでしょうか?

軽度のインプラント周囲炎の場合

歯周ポケットに溜まったプラークや歯石を除去し、薬剤で細菌を死滅させた後、抗生物質で炎症を抑えます。適切な歯磨きの方法や生活習慣の指導も行います。

重度のインプラント周囲炎の場合

あごの骨の吸収が進んでいる場合は、外科的治療が必要となります。歯ぐきを切開して、インプラント表面の清掃や殺菌を行います。骨の量が足りなくなっている場合は、骨造成を行うこともあります。これらの方法を行っても改善されない場合は、インプラントを摘出することになってしまいます。

このようにインプラント周囲炎は進行するほど、治療が大変になりそれに伴い治療費の負担も大きくなります。インプラントを入れた方は、ご自宅でのセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスでしっかり予防をしていくことが大切。インプラント治療を検討している方は、インプラントを入れた後のことまで理解して治療を始めるようにしましょう!

是非ご覧ください!

よねやま歯科ニュースレター3月号

2024年3月3日

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あっという間に3月になりました!毎年のように言ってますが本当に時間が過ぎるのが早く感じます。昔から1月はいぬる(行く)2月は逃げる 3月は去るとはよく言ったもんですね! 昔の人も感じ方は同じだったのかもしれません。今月は年度末で色々と気忙しく身体も忙しいですが頑張っていきたいと思います。

また今年は桜の開花も早そうですが、新入学や新生活の門出には桜が残っているでしょうか?お花見も復活でしょうか?!

 

 

 

ニュースレター3月号の話題(お話)は

1『歯周病は気づきにくい!サイレント・キラーと呼ばれるわけ

むし歯になると、歯の色が変わったり、痛みが出たり、冷たい飲み物や食べ物で歯がしみるなど分かりやすい症状が出てきますね。そして、生活にも支障が出てくるため、早めに歯医者さんを受診されることかと思います。

一方、歯周病は、むし歯のようなはっきりした自覚症状があまりなく、大変気づきにくいという特徴があります。気づいたとしても生活に支障がないため放置しがち。そのため、受診時には歯がグラグラになるまで進行し、歯を抜かざるをえないというケースも少なくないのです。

このように、歯周病はある程度進行するまで目立った症状が現れないため、別名「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれています。

自覚症状に乏しい歯周病の進行を防ぐには、毎日の歯磨きが基本。歯ブラシに歯間ブラシやフロス等も使い、お口の中のプラークを取り除きましょう。加えて、歯科医院で定期的にクリーニングを受けることも大切です。私たちと一緒に、歯周病に負けない口腔内環境をつくっていきましょう!

2『災害時のお口のケア用品は何を準備すればいい?

災害の多い日本。非常時に持ち出せる非常用防災リュックをご用意している方も多いと思いますが、その中に口腔ケア用品は入っているでしょうか?

食料や飲料、情報収集用品などは用意していても、口腔ケア用品は後回しにしがちかもしれません。災害時は避難所生活や水不足などで口腔ケアが十分にできないことも多いです。

お口の中が不衛生な状態では、むし歯や歯周病だけでなく、感染症や誤嚥性肺炎など全身へ悪影響を及ぼすリスクも高まります。そこでぜひ、リュックの中に準備していただきたいのが、歯ブラシと液体ハミガキです。すすぎ不要の液体ハミガキであれば、水が使えない場合もお口の雑菌を減らすことができます。

液体ハミガキを使えないご家族がいる場合は歯磨きシートを、義歯を使用しているご家族がいれば義歯用ケースを、普段デンタルフロスを使用しているならそれも用意するなど、ご家庭の状況に合わせて準備するとよいですよ。

3『セルフチェックで早期発見!インプラント周囲粘膜炎

インプラントを埋め込んだ周囲の組織が炎症を起こし、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうという怖ろしい病気、インプラント周囲炎。インプラントの歯周病とも言える疾患で、自覚症状が少なく進行が速いため、インプラント治療をした方は特に注意が必要です。今回は、そんなインプラント周囲炎の初期段階についてお伝えします。

インプラント周囲粘膜炎

インプラント周囲炎の初期の状態を「インプラント周囲粘膜炎」と言います。インプラントを支えるあごの骨の破壊は起きていませんが、自覚症状に乏しく気づかないうちに悪化しやすいため、早期に発見して治療することが肝心。インプラントを入れている方は、下記のような症状がないか、こまめにチェックすることが大切です。

○ インプラント周りの歯ぐきが赤くないか?腫れていないか?

○ 歯磨きや歯間ブラシの際に出血しないか?

インプラント周囲粘膜炎が進行すると、歯ぐきから膿が出たり、歯ぐきが下がったりしてきます。悪化するとあごの骨が溶け、最終的にはインプラントが脱落してしまいます。インプラントを長持ちさせるには、インプラント周囲炎にならないことが一番ですが、なってしまっても初期段階で気づき適切な治療を行うことが大切なのです。

ぜひご覧ください!

 

よねやま歯科ニュースレター2月号

2024年2月4日

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2月になりました。今年は旧暦では2月9日が大晦日2月10日からが本来の新年の始まりだそうです。旧暦は月の満ち欠けの周期が1ヶ月(約28日)だそうで1年は13ヶ月になるらしいです。心新たに頑張っていきたいと思ってます。

しかし私、偉そうな事を言ってますが、今年は年男という訳ではないのですが新年早々色々張り切りすぎたせいか後半少しへばってしまい1月の最終30、31日と体調不良で臨時休診する羽目になりまして予約いただいていた患者さんにはご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんでした。コロナやインフルエンザではなかったので、今は大丈夫になりました!体調には十分注意していきたいと思います。

 

 

ニュースレター2月号の話題(お話)は

1『ドライマウス(口腔乾燥症)と歯周病~更年期の口腔ケア~

更年期の女性の中には、のぼせや動悸、息切れ、異常な発汗、耳鳴り、頭痛、めまい、イライラ、不安感、不眠などの症状に悩んでいる方もいらっしゃると思います。さらに更年期は、唾液の分泌量が減る、いわゆるドライマウス(口腔乾燥症)にもなりやすい時期です。口の中が乾いてねばついたり、唇や舌がヒリヒリ痛んだりなど不快な症状を引き起こすドライマウス。

実は、ドライマウスの方は歯周病にもなりやすいということをご存知でしょうか?唾液には浄化作用・殺菌作用があるため、唾液の分泌量が減ると歯周病菌などの細菌が繁殖しやすくなり、歯周病が進行しやすくなってしまうのです。更年期は歯周病にも注意が必要な時期です。

ドライマウスの症状があれば、早めに歯科医院で歯周病の検査をしてもらいましょう。唾液の分泌を促す唾液腺マッサージもありますので、ご興味のある方はお気軽におたずねください。私たちと一緒に、歯周病に負けない口腔内環境をつくっていきましょう!

 

2『プロービングって何ですか?

聞き慣れない言葉だと思いますが、プロービングというのは、歯ぐきの状態を調べるための検査です。

歯ぐきの状態は外側から見ただけでは分からないため、プローブという専用の器具を歯周ポケットに入れて、歯周ポケットの深さや出血の有無などを確認します。歯周ポケットの深さは、健康な人の歯ぐきでは1~2mmの深さ。4mm以上の深さがあると歯周病を発症していると言え、重症化すると10mm以上にもなります。

また、プロービング後に出血がある場合は、歯周ポケットの内部で炎症が起きていることが分かります。この時の出血をなくすことが、歯周病治療の目標の1つとなります。歯周病を発症しているか、どれくらい進行しているのかなどを知るために、プロービング検査は非常に重要な検査です。

 

3『インプラント周囲炎は気づきにくい!その理由は?

インプラントの歯周病とも言える「インプラント周囲炎」。これはインプラントの天敵とも言えるもので、インプラント周りに歯垢や歯石が蓄積することで歯ぐきが炎症を起こし、悪化するとあごの骨が溶け、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうという怖ろしい病気です。

そんなインプラント周囲炎、り患しても気づきにくいという特徴があります。理由は天然歯の歯周病同様、インプラント周囲炎も、初期は自覚症状が現れにくいから。進行すると歯ぐきの腫れや出血、痛み、排膿、インプラントの動揺などが現れますが、初期は自覚症状に乏しく、気づかないうちに悪化しやすいのです。

インプラント周囲炎の治療を受けないまま放置すると、歯周ポケット内で歯周病菌は増殖し、歯周ポケットはどんどん深くなります。そのうち歯周病菌はインプラントを支えているあごの骨を溶かし始め、最終的にはインプラント体が脱落するという最悪の結果にもなりかねません。

インプラント治療を受けた後は、インプラント周囲炎にかからないよう、毎日のセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスを徹底することが大切です。インプラントを検討中の方は、治療後のケアについても心に留めておいてくださいね!

ぜひご覧ください!

よねやま歯科ニュースレター1月号

2024年1月2日

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1月に入りました。皆様、

新年明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

実は私は今年辰年の年男になります。気が付けば5回目の年男らしいのですが、あまり実感がありません。しかし今年からは全ての物事に対して量よりも質を高めた取り組みを心がけて行きたいと考えております。どうぞ今年もご指導、ご協力の程お願いいたします。

 

 

ニュースレター新年1月号の話題(お話)は

1『歯周ポケットの検査で分かること~歯を失わないために~』

歯周ポケットという名前、いろいろな場面でお聞きになることがあると思います。歯周ポケットとは歯と歯ぐきの境目にある溝のことで、お口の中の汚れがとどまりやすい場所です。

その歯周ポケットの中を調べる検査が、定期検診などの際に歯ぐきに器具を入れて行う検査です。プローブという目盛りが付いた専用の器具を入れ、ポケットの深さを測定します。

この検査で分かることは、歯周病の進行具合。ポケットの深さは健康な方で1~2mm程度、4~5mmあると初期の歯周病、6mm以上で重度の進行した歯周病と判断します。数値が大きくなるほど歯周病が進行していると言えます。深さの他にも、出血の有無で炎症の程度を判断したり、歯石の有無なども確認します。

検査のチクチクとした刺激が苦手という方もいらっしゃるかと思いますが、目に見えない歯周ポケットの中を確認するために欠かせない検査です。歯周病で歯を失わないためにも、定期的にチェックしていきましょう!

2『歯周病と誤嚥性肺炎は関係があるの?

日本人の成人の多くがり患していると言われる歯周病と、高齢者に多くみられる誤嚥性肺炎。あまり関係がない病気のように思われるかもしれませんが、実は大きく関係しています。

誤嚥性肺炎は、誤嚥によってお口の中の細菌が食べ物と一緒に肺に入り込み、炎症が起こる病気です。お口の中のメンテナンスが不十分だったり、高齢になって咳で異物が肺や気管に入らないように守る機能が衰えると、お口の中の細菌が食べ物と一緒に肺に入り込み誤嚥性肺炎になる危険度が上がります。そして、その誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われているのです。お口の中を清潔にして歯周病菌を減らすことが、歯周病はもちろん誤嚥性肺炎の予防に繋がります。

私たちと一緒にお口の健康も全身の健康も守っていきましょう!

3『インプラント周囲炎は進行が速い!その理由は?

「インプラント周囲炎」という病気をお聞きになったことはありますか?これは、一言でいうとインプラントの歯周病。インプラント周りに歯垢や歯石が蓄積することで歯ぐきが炎症を起こし、そのまま悪化するとあごの骨が溶け、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまう病気です。

そんなインプラント周囲炎、実は進行速度が非常に速いことが知られています。天然歯の歯周病と比べて、10倍以上の速度で進行するとも言われているのです!

なぜ進行が速いのかと言うと、歯根部分と歯槽骨の間にある歯根膜という組織が、インプラントを入れた歯には存在しないため。

噛み合わせの時にクッションのような役割をする歯根膜は、細菌に対する免疫機能も持っています。そのため、歯根膜がないと歯周病菌が容易に活動し、炎症や骨の吸収がどんどん進行してしまうというわけです。

インプラント治療を受けた後は、インプラント周囲炎にかからないよう、毎日のセルフケアや歯科医院での定期的なメンテナンスを徹底することが大切です。インプラントを検討中の方は治療後のケアについても心に留めておいてくださいね!

是非ご覧ください!

よねやま歯科ニュースレター12月号

2023年12月3日

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12月に入りました。今年もあと1ヶ月、、毎年言ってますが年々月日の過ぎるのが早く感じます!

今年はいろんなことが世界中で起こり、日本もそれに巻き込まれる感じで不安定感がいっぱいの1年だった気がします。

そんな中先日、大阪のグランフロントの10周年記念のクリスマスオブジェを見ましたが、綺麗で、ほんの少しですが心が洗われる気がしました。争いのない世界が1日も早く訪れるのを祈ります!!

 

ニュースレター12月号の話題(お話)は

1『小・中学生の4割が歯周病の始まり「歯肉炎」   に!

歯周病には2段階あり、歯ぐきが炎症を起こしている「歯肉炎」と、それが進行して歯を支える歯周組織が破壊されている「歯周炎」があります。ある調査によると、小・中学生の4割が歯周病の始まりである「歯肉炎」にかかっていると報告されています!お子さまのお口は大丈夫ですか?

<要チェック!以下の症状があったら歯肉炎かも!>

□歯磨きなどの際に、歯ぐきから出血する

□歯ぐきの縁が赤く腫れている、ブヨブヨしている

子どものうちに歯肉炎から歯周炎にまで悪化することはほとんどありませんが、不十分なケアを続けていれば、将来、歯周組織が破壊される歯周炎になってしまうリスクが上がります。

歯周炎になると、あごの骨が溶け、場合によっては歯が抜け落ちることも…。そして、全身に悪影響が及ぶこともあるので要注意です。

歯肉炎のうちなら正しいケアをすれば回復します。おうちの方が、お子さまのお口の中をチェックしてあげたり、正しいブラッシングの仕方を教えてあげるなどして、お口の中をいつも清潔にできるようサポートしてあげましょう。小さなお子さまには仕上げ磨きをしてあげると良いですね。気になる症状がある方や、歯みがきの仕方に不安のある方は、気軽にお尋ねください!

2『更年期はむし歯や歯周病になりやすい?』

閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間を指す、更年期。

この時期は女性ホルモンの低下が起きるため、唾液の分泌量が少なくなり、お口の中が乾燥するドライマウスになる人が増えます。洗浄作用や殺菌・抗菌作用、お口の中のpHを中性に戻す作用のある唾液が減るため、むし歯や歯周病になりやすくなるのです。

加えて、女性ホルモンが減ることで骨密度が低下して、骨粗しょう症を発症するリスクも高まります。

全身の骨がもろくなる骨粗しょう症を発症すれば、当然、歯を支えている“あごの骨”ももろくなります。あごの骨が溶かされていく病気である歯周病が、さらに悪化するリスクも上がるのです。

このように、更年期はお口のトラブルが起きやすい時期です。これまで以上に、丁寧なメンテナンスと歯科医院での定期チェックで乗り越えていきましょう!

3『インプラント周囲粘膜炎とインプラント周囲炎

 天然歯に近い噛み心地や審美性、耐久性など、優れた特性を持つインプラントですが、適切なケアを続けないと天然歯の歯周病(歯肉炎や歯周炎)にあたる症状が出ることがあります。天然歯の歯肉炎にあたる症状が「インプラント周囲粘膜炎」、天然歯の歯周炎にあたる症状が「インプラント周囲炎」です。

それぞれの症状を見ていきましょう。

インプラント周囲粘膜炎

炎症は歯ぐきのみに起こっており、骨に及んでいません。まだ治療をすれば治る状態です。しかし、インプラント治療をした歯は痛みを感じにくく進行が早いため油断は大敵。

まずは、インプラント周囲粘膜炎にならないよう、適切なケアで健康な状態をキープすることが大切です。

インプラント周囲炎

インプラント周囲粘膜炎が進行した状態で、歯周ポケットが深くなっています。あごの骨が溶けて失われ始めており、治療しても元の状態に戻すことはできません。進行を食い止めることがかなり難しく、悪化すると、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまいます。

せっかく入れたインプラントを長持ちさせるためには、日頃のセルフケアと歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。セルフケアの方法などしっかりお教えしますので、疑問や不安などありましたら、気軽にお聞きくださいね!

ぜひご覧ください!

よねやま歯科ニュースレター11月号

2023年11月5日

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11月に入り秋本番と思いきや、連日25℃を超える夏日の連続!! ほんとに今年の気候はどうなっているんでしょうか?! でもその要因の一つに38年ぶりの阪神タイガースの日本一が関係しているのでしょうか??思えば38年前、あの甲子園での岡田、掛布、バースの3連続ホームランでファンが熱狂した年に日本一になったことを思い出してしまいました! オリックスも地元球団で実はどちらも好きな球団なので、今年の日本シリーズは見応えがありました!たまにはこういう明るい話題もいいですね!!さて、

 

ニュースレター11月号の話題(お話)は

1『糖尿病と歯周病の意外な関係は?!』

糖尿病と歯周病。全身の病気とお口の中の病気のため、お互いが影響し合うイメージがないかもしれません。でも、この2つの病気には深いつながりがあるのです。糖尿病と歯周病、それぞれの側からどのような悪影響があるのか見ていきましょう。

 (そもそも糖尿病とは…)血糖値を安定させるホルモン「インスリン」が十分に働かず、血液中を流れる糖が増えてしまう病気。血液中の糖濃度が高い状態(高血糖)が続くことで、全身の血管が痛めつけられ、様々な合併症を引き起こしやすくなります。

糖尿病⇒歯周病

糖尿病になると、お口を洗浄・殺菌する働きのあ唾液の分泌量が低下し、歯周病の原因菌などの活動も活発になります。その上、体の抵抗力や免疫力も低下するため、歯周病などの感染症になりやすく、治りにくくなってしまいます。

歯周病⇒糖尿病

歯周病になると、炎症性物質(TNFa)が大量に作られます。すると、インスリンの働きが抑制され、血糖コントロールができなくなり、高血糖状態になりやすくなるのです。

悪影響を及ぼしあう2つの病気ですが、歯周病を適切に治療することで糖尿病の改善が期待でき、反対に、糖尿病の改善が歯周病の改善につながることも分かってきました。お口の中の健康も全身の健康も十分に気をつけ、2つの病気の負のスパイラルに引き込まれないようにしましょう!

 

1『お酒好きの方は歯周病になりやすい?!』

毎日の晩酌を楽しみにしている方もいらっしゃると思います。ただし、お酒はむし歯や歯周病になりやすい環境をつくるとも言えるので注意が必要です。例えば、お酒を飲んだ後は、ついつい歯みがきが面倒になることがあるかと思います。でも、夜間は

お口を殺菌・洗浄する唾液の分泌量が少なくなるため、お口の衛生状態に特に気をつけるべき時間帯。

そのような時間にお口の中が不衛生では、むし歯や歯周病のリスクが上がります。加えて、アルコールには脱水作用があるため、飲酒すると体の水分が減り、さらに唾液の分泌量が少なくなります。

また、甘い食べ物だけでなく、糖が含まれる飲み物もむし歯菌たちのエサになります。糖質オフのビールなども増えてきましたが、糖質が多いお酒はむし歯菌にとっても大好物です。

お酒を飲まれる際は、ちょっとだけ注意してみてくださいね!

1『自覚症状が出にくいインプラント周囲炎の症は?!』

インプラント周辺の組織が歯周病菌に感染してしまう「インプラント周囲炎」。歯周病と同様に自覚症状が現れにくいため、気づかないうちに悪化していたということもあります。今回はインプラント周囲炎の具体的な症状をみていきましょう。

 □歯ぐきの腫れや出血

歯ぐきが赤みを帯びた状態になって腫れてきます。歯磨きの際に歯ぐきから出血することも。

□歯周ポケットができる

歯ぐきが腫れることで人工歯と歯ぐきの境目に隙間ができます。そこから炎症が広がり、歯周ポケットができ深くなっていきます。

□歯周ポケットから膿が出る

炎症が進むと化膿した部分から膿が出てきます。

□歯ぐきの退縮

あごの骨の破壊が始まると歯ぐきが徐々に下がります。それにより人工歯が長く見えたり、インプラント体が露出することも。

□インプラントがグラグラに!

あごの骨が破壊されてインプラントを支えきれなくなり、インプラントの動揺や脱落が起こります。

このように、インプラント周囲炎はインプラントの寿命を縮めます。せっかく入れたインプラントを長持ちさせるには、日頃のメンテナンスに加えて定期的な歯科医院でのメンテナンスが大切です。

ぜひご覧ください!

よねやま歯科ニュースレター7月号

2023年7月3日

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ついに7月になりました !!

本格的な夏がやってきます。若い頃は夏になると海!海水浴やシュノーケル、スキューバダイビングとやることが多すぎて寝る時間も惜しんで遊んでいました!! しかし来年はついに還暦を迎えます。いつまでも若い気でいると大怪我するよって家族に釘を刺されながら、なんとか家に閉じこもらないで外で遊ぶことを模索している今日この頃です。結果たどり着いたのが『ゴルフ』です。一日ラウンドすれば、結構歩きますし健康にも良いと主治医の先生もお墨付きです!! 去年妻もゴルフにハマってくれたので今は休みはほとんど夫婦でゴルフしてます。(スコアは2の次ですが、、、)

 

 

今月のニュースレター7月号の話題(お話)は

1『歯周病はこのように進行する!!

サイレントディジーズ(静かなる病気)とも表現される歯周病は、痛みなどの自覚症状が少なく、時間をかけてじわじわと進行する病気です。自覚症状があまりないため、気づいた時には悪化していて治療が困難になることも。今回はそんな歯周病の進行過程についてお話しします。

健康な状態・・・歯ぐきはしっかりと引き締まっていてピンク色をしています。(歯周ポケットは1~2mm)

歯肉炎・・・歯ぐきに炎症が起き、歯ぐきの赤みや腫れ、出血が起こりやすくなった状態です。歯を支えている歯槽骨(あごの骨)への影響はなく、治療すれば元の健康な状態にまで改善します。(歯周ポケットは2~3mm)

歯周炎(軽度)・・・歯ぐきの腫れや炎症が悪化し、歯周ポケットが深くなります。歯槽骨が徐々に溶かされ始め、それにより歯ぐきも下がりだし、知覚過敏を起こしたり、歯が長く見えたりするようになります。(歯周ポケットは3~5mm)

歯周炎(中度)・・・歯槽骨の半分近くまで破壊され、口臭の悪化、膿の排出、歯のぐらつきなどが出てきます。(歯周ポケットは4~7mm)

歯周炎(重度)・・・歯槽骨が半分以上破壊され、歯はグラグラになり、食べ物をしっかり噛むことができなくなります。放置すると歯が自然に脱落することも。(歯周ポケットは6mm以上)歯を失うことにもなる歯周病は、初期段階で適切な治療をすれば改善することが可能です。

歯ぐきに違和感があれば早めに受診しましょう!

2『オーラルフレイルってなんですか

「オーラルフレイル」という言葉、最近、良く耳にするようになりましたね。

オーラルは「口腔」、フレイルは「虚弱」という意味で、オーラルフレイルとは、歯や口の働きの衰えのことで、老化の始まりを示すサインとも言われています。

例えば、「食べこぼしが増えた」「軟らかいものばかり食べるようになった」「むせることが増えた」「滑舌が悪くなった」「口の中が乾燥する」などのちょっとしたお口の衰えも「オーラルフレイル」。

放置すると、さらにお口の機能が低下して、食事や会話の楽しさが軽減したり、日常の活動範囲が狭くなったり、噛みやすいものばかり食べて低栄養の状態になるなど様々な弊害があり、さらに機能が低下すれば、介護が必要になる場合もあります。

心身の衰えはお口から始まります。気になる症状がある方はお気軽にご相談ください。

3『前歯のインプラントは難しい!難易度が高い理由とは!?その1

歯を失った方の中には、前歯を失ってしまったという方もいらっしゃいます。前歯がなくて困るのは、まず見た目ではないでしょうか。口を開けるとどうしても目立つ場所のため、前歯がないと、人と会ったりコミュニケーションを取るのが億劫になってしまうかもしれません。その他にも、きれいな発音ができなかったり、食べ物を噛み切ることが難しくなるなど、日常生活にも支障がでてきます。それを補うためにインプラントを検討する方もいらっしゃると思います。しかし、前歯のインプラント治療は難易度が高いと言われているのです。

<前歯のインプラント治療の難易度が高い理由①>

★目立ちやすいからこそ、高い審美性が求められる!

機能性はもちろんですが、前歯は見た目の美しさが重要視されます。セラミックでつくる人工歯そのもの以外にも、歯と歯の間の歯ぐきはキレイな三角形になっているか?歯ぐきの縁のボリュームや高さは自然か?なども審美的には重要です。また、前歯はあごの骨が薄く痩せやすいという特徴があります。そのため、治療後にあごの骨が痩せて歯ぐきが下がってしまった場合、インプラントの金属部品が一部透けて見えてしまう恐れもあるのです。

このように、前歯のインプラント治療は求められる技術力が高いため、奥歯と比較すると治療の難易度が上がります。医院を選ぶ際は、前歯のインプラント治療経験の豊富な医師がいる歯科医院を選ぶようにししょう!

是非ご覧ください

 

 

よねやま歯科ニュースレター6月号

2023年6月4日

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6月になりました 。 あじさいの綺麗な梅雨の時期になりました。でも月初めには 季節外れの 大型台風の影響で大雨の被害が 各地で出ました。   年々 台風が大型化して そのたびに 全国のどこかで 被害が報告されるようになってます。 各地で 地震も頻発してて そのたびに心配で心がざわざわしています。大地震にならないように 祈るような気持ちで過ごしています。でも防災の備えは 本気でやっとかないといざというときに困ったことになるので 家族で話し合って 、しっかり備えたいと思います。

先日 仕事で大阪 に行きましたが 駅には外国人の観光客 、ビジネスマンがたくさんおられて すっかりコロナ前に戻った感じがしました。 このまま経済も上向きになって、物価も安定することを祈ります!

今月のニュースレター6月号の話題(お話)は

1『歯周病になりやすい人はどんな人?

□ お口のケアがきちんとできていない

□ 喫煙の習慣がある

□ いつもお口をポカンと開けている

□ 歯ぎしりの習慣がある

□ 糖尿病がある

お口のケアができていないと、プラークが溜まって歯周病菌が住み着き、歯周病になりやすくなります。もちろん、むし歯になるリスクも上がります。そして、煙草は歯周病の危険因子。煙草を吸う人は吸わない人に比べて、歯周病になりやすく悪化のスピードも速くなります。

また、気をつけたい習慣が口呼吸と歯ぎしりです。常にお口をポカンと開けていると、お口の中が乾燥しプラークが溜まりやすくなりますし、唾液による自浄作用が低下するため歯周病菌の活動も活発になります。歯ぎしりやくいしばりの習慣があると、歯へ大きな力がかかり歯周病が悪化します。

また、糖尿病の患者さんは歯周病になりやすい、悪化しやすくなると言われています。

皆さまは大丈夫ですか?気になることがあれば、お気軽に私たちにご相談くださいね!

2『口内炎を早く治す方法は?

お口の中にできてしまった「口内炎」。食品などが当たるたびに痛いので、一刻も早く治したくなりますね。口内炎に効果的といわれている栄養素は、ビタミンB2、ビタミンB6です。ちなみに、ビタミンB2を多く含む食品は、牛・豚・鶏のレバー、海藻、青魚、納豆、卵など、ビタミンB6を多く含む食品は、ニンニク、バナナ、鶏のササミ、マグロ、カツオなどです。

ビタミンB2、ビタミンB6は体の中に蓄積できないので、こまめに摂取することをおすすめします。食事だけで摂るのは難しいという方は、サプリメントで摂取する手も。なかなか改善しないという方は、歯科や口腔外科を受診しましょう。症状にあったお薬を処方いたします。

3『格安インプラントは危険?!チェックすべきポイントは?』

インプラントの価格は、1本およそ30~40万円が平均と言われますが、中にははるかに安い価格で治療を行っている医院もあります。格安のインプラントを検討する場合は、主に以下の点をしっかり確認することが大切です!

★使用するインプラントのメーカーや種類

インプラントのメーカーや種類は様々です。格安に提供できる理由の一つとして、素材が粗悪だったり実績の少ないメーカーのインプラントを使用している可能性があります。

★医師の技術や経験

外科手術が必要となるインプラント治療は、知識や技術、臨床経験などが重要になってきます。医院のホームページ等で、治療実績や技術・知識の研鑽に励んでいるか等をチェックする必要があります。

★見せかけの金額

広告等に掲載されている「インプラント1本〇万円」などの金額は、インプラント体のみの金額で、上部構造や治療に関わる検査などに別途料金がかかる場合もあります。治療の総額や、その内訳、治療後のメンテナンス費用まで含め、しっかり確認することが大切です。

格安で治療を受けられたとしても、納得できる治療でなければ意味がありませんよね。格安インプラントを検討する場合は、目先の値段にとらわれず、安い理由もしっかり確認しましょう!

是非ご覧ください

 

よねやま歯科ニュースレター5月号

2023年5月1日

 

 

 

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5月になり、新型コロナもようやく落ち着いてきた感じが実感できてきました。8日からは5類の分類になりインフルエンザと同じ扱いになります。海外旅行もワクチン証明等が不要になり、このGWの連休は海外に行かれる方も多そうですし、国内の街中でも外国人のインバウンドの方もたくさん見かけるようになりました。

この3年は海外の学会も中止でしたが今年からは色々再開されていますので、久しぶりに海外の学会にも参加して、ついでに現地の観光も楽しみたいと思っている次第です。写真は5年前に行ったヨーロッパでの学会の合間にパリ観光したものです。(また行きたい!)

 

今月のニュースレター5月号の話題(お話)は

1『歯石を取らなければダメな理由!

皆さま、歯石をご存じですよね?そう、歯についてしまう石のようなもの。歯みがきだけでは取り除くことができない固い物質です。

◆歯石のできかた

そもそも歯石はどのようにしてできるのかというと、磨き残した歯垢(プラーク)が唾液中のカルシウム成分と混ざり、歯の表面に固く張りつきます。

◆細菌の住み家

この歯石自体は、悪さをするわけではありません。それでは、なぜ除去しなければいけないのでしょうか?

それは、歯石が細菌の絶好の住み家になるから。歯石の表面は細かい小さな穴が開きザラザラしているため、汚れが溜まりやすく細菌が増殖しやすいのです。

◆歯周ポケット内の歯肉縁下歯石

歯石は、歯ぐきから上にできる白い歯石「歯肉縁上歯石」と歯周ポケットの内に隠れている黒い歯石「歯肉縁下歯石」の2種類に分けられます。歯周病に大きく関わるのが歯肉縁下歯石。この歯石に、酸素が苦手な歯周病菌が繁殖し、歯を支えている歯槽骨を溶かし、歯周病が悪化していくのです。

このように、歯石があることで歯周病のリスクは上がります。日ごろの歯みがきに加え、定期的に歯科医院で歯石を除去してもらいましょう!

2『舌のふちがギザギザと波打ったようになっているのですが…?

舌の側面に歯形がついてギザギザしているのは、食いしばりをしているためかもしれません。通常、お口を閉じた状態の時は上下の歯は接触していないのですが、食いしばるクセがある方は歯に舌が押し付けられて舌に歯型がつきやすくなります。

食いしばりはストレスによって起きることがありますので、ストレスを発散できる趣味を見つけるのもおすすめです。食いしばりしていることに気づいたら、すぐ歯を離すようにし、口周りの力を抜くようにしてみましょう。

また、食いしばりの他にも、舌がむくんでいたり、舌の筋肉が弱って舌の位置が下あごに落ちている場合も、舌の側面に歯型がつきやすくなります。

気になる症状がある方は、お気軽にご相談くださいね!

 

3『インプラントを長持ちさせるために気をつけたい生活習慣は?

インプラントを長持ちさせるためには、毎日のセルフケアや歯科医院での定期的なチェックはもちろん、生活習慣を見直すことも大切です。そこで今回は、インプラントの寿命を伸ばすために心がけたい日々の生活習慣についてお話しします!

喫煙の習慣

喫煙の習慣があると、たばこの煙に含まれる有害物質により、歯ぐきに栄養分や酸素がしっかり届けられなくなり、歯周病の発症リスクが高まったり、歯ぐきの修復機能が低下するなど様々な悪影響があります。

インプラント治療でも、喫煙の習慣がある人は歯槽骨にインプラント体が結合しにくくなるため、インプラント手術の成功率は低下。インプラント体が結合しても、喫煙習慣があると歯周病を発症しやすくなるため、インプラントの寿命が短くなる可能性があります。

★歯ぎしり・食いしばりの習慣

歯ぎしりや、歯を食いしばるクセがある方も要注意です。歯ぎしりや食いしばりを頻繁に行っていると、インプラントに強い負荷がかかり、人工歯や部品が破損したり、インプラント歯周炎を引き起こすリスクが上がります。歯ぎしりや食いしばりからインプラントを守るためには、睡眠時に歯につけるナイトガードなどの対策もあります。

このように、インプラントを長持ちさせるためには、生活習慣を見直すこともとても大切なのです。

是非ニュースレターご覧ください!

 

よねやま歯科ニュースレター4月号

2023年4月3日

 

ニュースレター4月号はこちら

 

4月になり、例年よりも今年は桜の開花が早かったですね!春がやってきた感じがします。入学式まで花が持つのか少し心配です。

それと3月は久しぶりに野球で盛り上がりましたね!最近は普段プロ野球もほとんど見なくなっていたので最初は出ている選手はエンゼルスの大谷選手やパドレスのダルビッシュ選手ぐらいしかわかりませんでしたが、優勝までの7試合見ていたらだいぶ覚えました。メジャーで活躍する日本人選手も多くなって野球自体のレベルも高くなってきてる感じが素人目にもよく解って、準決勝のメキシコ戦は思わず泣いてしまいました!やはりプロの選手は競技に関係なくすごいです!!

今月のニュースレター4月号の話題(お話)は

1『歯周病は放置せずに歯肉炎でストップ!

成人の8割はかかっているといわれ、歯を失う大きな原因になっている歯周病ですが、症状によって、「歯肉炎」と「歯周炎」に分けられることはご存知でしょうか?

◆「歯肉炎」と「歯周炎」の違い

お口の中にいる歯周病菌が原因となる歯周病は、「歯肉炎(歯ぐきだけの炎症)」と「歯周炎(歯肉炎が悪化し、歯を支える骨にまで腫れが広がっている重度な炎症)」の総称です。

◆歯周炎まで進むと…

歯の周囲にある歯ぐきだけが腫れている状態の「歯肉炎」の状態であれば、ほとんどの場合、原因となっているプラークと歯石を取り除き、日々のブラッシングを徹底すれば治ります!

ただ、歯肉炎を放置していると次の段階「歯周炎」に進行します。出血したり、膿が出たりしながらさらに進行し、歯を支えるあごの骨が溶けて歯がぐらつき、最終的には歯が抜けてしまいます。歯周炎になると、元の状態に戻すことは大変難しくなります。

このように、歯肉炎のうちに治療すれば元の状態に戻る歯周病ですが、放置してしまうと、大切な歯を失ってしまう可能性が高まります。歯肉炎かな?と感じることがありましたら、早めに受診してくださいね!

2『根面齲蝕とは?』なんですか?

「根面う蝕」とは、歯の根っこの部分にできるむし歯のこと。普通、歯の根っこは歯肉に覆われていますが、加齢や歯周病などによって歯肉が下がることで歯根が露出し、その部分にむし歯ができます。根面はとてもむし歯になりやすく、進行すると根元から歯がポキッと折れてしまうことも!

なぜ、根面がむし歯になりやすいのかというと、歯根の表面は硬いエナメル質ではなく、それよりも軟らかいセメント質で覆われているためです。歯根が露出するとセメント質はむし歯菌の酸に溶かされ、中の象牙質が露出して、むし歯になってしまうのです。

予防の基本は、やはり歯ブラシでプラークを除去すること。歯の修復を促すフッ素入りの歯みがき剤を利用すると良いですよ。歯肉を下げる原因になる歯周病にも気をつけましょう!

3『インプラントメンテナンス』はどんなことをするの?

インプラントを長く快適に使用するためには、日々の口腔ケアや定期メンテナンスが重要です。今回は歯科医院で行う定期メンテナンスについて、主な内容をご紹介します。

お口の中をチェック

インプラントのぐらつきや、インプラント周囲の粘膜の状態などを確認するほか、残っている天然歯やお口の中全体の状態を確認します。

噛み合わせのチェック

噛み合わせのバランスが悪くなるとインプラントへの負担が増えて、人工歯が欠けたり、インプラント内部のネジが緩むことがあります。

レントゲン

定期的にレントゲンを撮影し、目視だけでは確認ができないインプラントを支えている顎の骨の状態などを確認します。

クリーニング

日頃のケアだけでは落としきれない汚れを、専用の器具や薬剤を使用してクリーニングします。

ブラッシング指導

磨き残しやすい場所をチェックし、適切な磨き方や清掃器具などをアドバイスします。

インプラントを長持ちさせるためには、トラブルが起きる前の予防が大切です。定期的にチェックを行い、予防していきましょう!

是非ニュースレターご覧ください!

 

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