ニュースレター5月号の話題(お話)は
1『こんな人は歯周病になりやすい!?①』
歯ぐきの炎症や出血から始まり、歯を支えているあごの骨が溶け、最終的には大切な歯が抜けてしまう病気、歯周病。今回は、そんな歯周病になりやすい人の特徴をご紹介します。
□毎日のケアが十分にできていない
歯みがきが十分にできていないと、食べ物の残りかすや歯垢がお口の中に残り、歯周病菌が増殖しやすくなります。歯ブラシに加え、歯間ブラシやフロス等も使い、しっかりお口の中の汚れを取り除きましょう。就寝中は殺菌・洗浄等の働きのある唾液の分泌が少なくなるため、就寝前の歯磨きは特に大切です。
□歯科でクリーニングをしてもらっていない
セルフケアはもちろん大切ですが、それだけで完璧に汚れを落とせるわけではありません。歯科医院で定期的に検査しクリーニングしてもらうことが重要です。定期的に歯科医院に通っていれば、もし歯周病になってしまったとしても、悪化しないうちに治療することができます。
□喫煙の習慣がある
タバコはお口の健康にも影響を与えます。例えば、タバコに含まれるニコチンが血行を悪化させることで免疫力が低下し、歯周病のリスクが上がります。また、血行が悪くなると出血や腫れが現れにくくなるため歯周病の発見も遅れます。ちなみに、1日10本以上のタバコを吸っている人は、吸わない人の5倍以上も歯周病のリスクが上がると言われています。
以上のような習慣がある人は歯周病のリスクが高い人です。自分の歯をできるだけ多く残すには、歯周病リスクを下げる生活を送ることが大切。気になることがあればお気軽にお尋ねくださいね!
2『歯は何本あれば食べるのに困らない?』
まず、本来ある歯の本数をご存知でしょうか?永久歯の数は親知らずを除くと28本、親知らずを入れると32本です。年齢とともにむし歯や歯周病等で歯の数が少なくなりがちですが、歯が少なくなるほど食べられるものの種類が減っていきます。18~28本の歯
があれば、フランスパンなどの固いものもしっかり噛めますが、0~5本しか歯が残っていないと、うどんなどの柔らかいものしか食べられなくなります。将来、歯が少なくなり自分の好物が食べられなくな
ったら寂しいものです。人生の大きな楽しみを失ったと言っても過言ではないでしょう。
そんな寂しい老後を送らないためにも日々のケアが大変重要です。20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物を美味しく食べることができます。80歳になっても20本以上自分の歯を保てるよう、私たちと一緒にしっかりケアしていきましょう!
3『入れ歯からインプラントに変えられる?』
「入れ歯をインプラントにできるのかな?」そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回は入れ歯からインプラントに変える場合のメリットや注意点をお伝えします!
◆そもそも、入れ歯からインプラントにできる?
すでに入れ歯を入れている方がインプラントに変更することは可能かどうか?答えは可能です。「入れ歯を入れたけど合わない」「部分入れ歯の金属バネが気になる」。そのような理由から、より良い口内環境を求めて治療を受けられる患者さまがいらっしゃいます。
◆入れ歯からインプラントに変えるメリット
・自分の歯のように噛んだりおしゃべりができる
・見た目が自然で美しいので口元に自信を持てる
・耐久性がある
・インプラントは独立しているため他の歯に負担をかけにくい
◆注意点は?
合わない入れ歯の使用を続けたことなどが原因で、あごの骨がやせてしまっているケースがあります。その場合は骨造成といわれる骨を増やす追加処置が必要になります。高額なインプラント治療に追加費用がかかる上、治療期間も長くなりがちです。
「入れ歯からインプラントに変えたい」という方は、お早めにご相談ください。現在の骨の状態などを確認しインプラント治療が可能か判断いたします。その他、インプラントに関するご質問・ご相談等がございましたらお気軽にお尋ねくださいね!
是非ご覧ください!