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よねやま歯科ニュースレター8月号

2025年8月5日

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ニュースレター7月号の話題(お話)は

1『避難中の口腔ケアは命につながる!②』

日本は自然災害の多い国です。災害が起きると避難所では水が不足しがちになり、歯みがきなどのオーラルケアが十分にできなくなるおそれがあります。日本人成人の約8割が歯周病患者もしくは予備軍といわれているなか、避難生活で十分なオーラルケアができなければ、歯周病の悪化はもちろん、肺炎など全身の健康にも悪影響を及ぼします。今回は、災害時にも欠かせないお口のケアについて、状況に応じたメンテナンス方法をご紹介します。

水も歯ブラシもない時・・・ハンカチやティッシュで歯の表面を擦って汚れをふき取ります。

歯ブラシがない時・・・ペットボトルのキャップ1~2杯の水やお茶でお口全体に行き渡るようにブクブクうがいをします。

歯ブラシがある時・・・大さじ2杯程度の水をコップに入れ歯ブラシをぬらして歯を磨きます。歯ブラシが汚れたらその都度ティッシュなどで拭き取ります。最後にコップの水を少しずつお口に含み2~3回に分けてすすぎます。

☆唾液には自浄作用や抗菌作用があるため、唾液を出す工夫をすることも有効です。耳の下、ほお、あごの下を手で揉んだり温めると唾液が出やすくなります。

☆シュガーレスガムを噛むことで唾液がたくさん出て、その唾液で口をすすぐことができます。

☆液体ハミガキがあれば水やお茶のかわりに使いましょう。殺菌剤の効果で細菌の増殖を抑えられます。

お口のケアは大切な命を守ることに繋がります。もし災害に遭ってしまっても、普段と同様のケアができるようしっかり備えておきましょう!

 

2『唾液にはどんな働きがありますか?

唾液はただの“お口の中の水分”ではありません!実は、健康を守るパワーを秘めた天然の万能液とも言える存在です。唾液の主なパワーをご紹介しますね!

むし歯・歯周病・口臭を予防・・・食べかすやプラークを洗い流す「自浄作用」や、むし歯菌が出す酸を中和する「緩衝作用」、溶けかけた歯を修復する「再石灰化」などがあります。

体を守る・・・唾液の中に入っている10種類以上の免疫物質や酵素により、外から侵入してきた菌やウイルスを除去しようとする「抗菌作用」があります。

食事をサポート・・・唾液には消化酵素が含まれており、食べ物の消化を助けます。

このように唾液は私たちの健康にかけがえのない存在です。その唾液を十分に出すためには、まずはしっかり噛んで食べること。歯ごたえのある食材を加えるなどし、ゆっくりよく噛んで食べる習慣を身につけましょう。そして十分な水分をこまめに補給することも忘れずに!

1『インプラントの成功を左右する!「術後の過ごし方」

ご存知のとおり、インプラント治療は顎の骨に穴をあけ、インプラント体を埋入する外科手術を伴います。そのため、術後の過ごし方が治療の成否を大きく左右すると言っても過言ではありません。そこで今回はインプラント手術後の注意点をお伝えします!

喫煙・・・インプラント手術後は最低でも1週間、できれば数ヵ月は禁煙しましょう。タバコに含まれる有害物質の影響で血流が悪くなり、傷の治りが遅れたり、骨とインプラントの結合が遅れることがあるためです。喫煙により免疫力も低下するため、インプラント周囲炎など感染症のリスクも高まってしまいます。

ケアの方法・・・手術後は患部を刺激しないようにすることが大切。口腔ケアは医師からの指示に従って適切なタイミングで始めます。手術部位を指や舌で触ったりすることも控えましょう。

食事や生活・・・固いもの、辛いもの、熱いものなど、刺激の強い食事は痛みや腫れの原因になるため避けます。アルコールや湯船に浸かる入浴、激しい運動は、血行を促進させ出血や痛みにつながるリスクが高まるため避けましょう。

-インプラント手術を受けた後は、治療の成否を左右し、将来のお口の健康に影響を与える非常に重要な期間です。医師の注意に従い適切な生活を送ることが、順調な回復につながります!

是非ご覧ください!

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