ニュースレター7月号の話題(お話)は
1『年齢とともにケアも変える?加齢で歯周病リスクが高まる理由 』
年齢を重ねると、体だけでなくお口の中にも変化が生じます。そのため、年齢に合わせたオーラルケアが大切になります。今回は、加齢で歯周病リスクが上がる理由と、その予防についてご紹介します。
▼加齢で歯周病リスクが上がる理由
歳をとると免疫力が低下してきます。免疫力が落ちると歯周病菌に対する抵抗力も下がり、歯周病リスクが上がります。また、口腔内の乾燥(ドライマウス)により、細菌を洗い流す自浄作用や抗菌作用がある「唾液」の分泌量が減ることも一因です。お口の中は細菌が増えやすい環境になり、歯周病リスクがさらに上がります。
▼歯周病予防に効果的なケアは?
基本は、「やさしく・丁寧に・すみずみまで」みがくこと。歯と歯ぐきの境目や、歯の根元部分を意識してみがきましょう。歯ブラシに加え、歯間ブラシやデンタルフロスの併用をおすすめします。お口の乾燥が気になる方は、こまめな水分補給や保湿ケアも取り入れてみてください。歯科医院でプロのケアを定期的に受けることも、歯周病予防には欠かせません。
-加齢にともない、お口の環境は少しずつ変化するため、今まで通りのケアでは不十分になることもあります。毎日の歯みがきを、年齢に合わせたケアへ見直していきましょう!
2『口呼吸は体にどんな影響があるのですか? 』
口呼吸は、お口や全身にさまざまな影響があります。
まず、お口の中が乾きやすくなります。唾液には細菌の増殖を抑える働きがありますが、口呼吸によって口内が乾燥するとその働きが弱まり、むし歯や歯周病のリスクが高まるうえ、口臭の原因になることもあります。さらに、口から直接空気を取り込むことで、ウイルスや細菌などが体内に入りやすくなり、風邪や感染症にかかりやすくなります。
また、口呼吸の状態が続くと、舌の位置や口まわりの筋肉のバランスが崩れ、歯並びやかみ合わせに影響することが。成長期のお子さまは特に注意が必要です。口呼吸を防ぐには、鼻で呼吸することを意識してみてください。鼻づまりなどの症状がある場合は耳鼻科の受診も検討してみましょう。気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね!
3『インプラントのお手入れ方法は?』
インプラントは「自分の歯のように使える」といわれますが、天然歯とは構造や性質が異なるため、お手入れのポイントは少し変わってきます。今回は、天然歯とインプラントの違い、そしてインプラントを長持ちさせるためのお手入れ方法についてご紹介します。
◆天然歯とインプラントの違い。そして「インプラント周囲炎」
天然歯とインプラントの大きな違いの一つは、天然歯はむし歯になるが、インプラント自体はむし歯にならないということです。ただし、インプラントには周囲の歯ぐきや骨に炎症が起きる「インプラント周囲炎」のリスクがあります。これは歯周病に似た疾患で、進行するとインプラントが脱落してしまうこともあります。
◆インプラントのお手入れ方法
歯間やインプラントの根元部分は特に汚れが溜まりやすい箇所です。力を入れすぎず、細かく動かして丁寧にみがきましょう。歯ブラシだけでは落としきれない汚れを取り除くために、デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシも併用しましょう。また、ご自宅でのケアに加え、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアも重要です。セルフケアで落としきれなかった汚れを落とし、インプラントの緩みや噛み合わせもチェックします。
-インプラントは適切なケアを行えば、長期間使用することができる治療法です。しかし、「むし歯にならないから大丈夫」と油断してしまうと、気づかないうちにインプラント周囲炎が進行し、インプラントの寿命を縮めてしまうことがあります。毎日のセルフケアと定期検診を習慣にすることが、インプラントを守る一番の近道。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。
ぜひご覧ください!
