ニュースレター9月号の話題(お話)は
1『見逃していませんか?歯周病の初期サイン』
歯周病は、気づかないうちに進行する病気といわれています。痛みがほとんどないため、初期のサインを見逃してしまい、気づいた時には悪化しているという方も少なくありません。今回は、歯周病の初期症状と、早めに気づくためのポイントをご紹介します。
▼こんな症状は要注意!歯周病の初期サイン
歯ぐきが赤く腫れている、歯みがきのときに出血する、といった症状は歯周病の始まりのサインです。健康な歯ぐきは引き締まった薄いピンク色をしていますが、炎症が起こると赤く腫れぼったくなり、少しの刺激でも出血しやすくなります。また、朝起きたときにお口の中がネバつく、口臭が気になるといった変化も見逃せません。口内に歯周病菌が増えている可能性があります。
▼早期発見し、進行を防ぐためのポイント
歯周病は初期の段階であれば、適切なケアによって改善が期待できます。まずは、毎日の歯みがきを丁寧に行い、歯と歯ぐきの境目を意識してみがくことが大切です。フロスや歯間ブラシも取り入れ、歯垢をしっかり取り除きましょう。さらに、自分では気づきにくい変化を確認するためにも、定期的に歯科医院でチェックを受けることが重要です。プロによるメンテナンスが、歯周病の早期発見・早期対応につながります。
-歯周病は初期の小さなサインに気づくことが、進行を防ぐ第一歩です。毎日のセルフケアと定期的な歯科のチェックを習慣にして、お口の健康を守っていきましょう。
2『歯の付け根のあたりが黒ずんできたみたい…原因は?』
歯の付け根が黒ずんで見える場合、「根面う蝕(こんめんうしょく)」と呼ばれるむし歯の可能性があります。歯ぐきが下がると、これまで歯ぐきに覆われていた歯の根の部分が露出します。この部分はエナメル質よりもやわらかい象牙質でできており、むし歯になりやすい特徴があるのです。歯ぐきが下がる主な原因は加齢や歯周病で、「根面う蝕」は大人や高齢者に非常に多く見られる疾患です。
「自覚症状に乏しく発見しにくい」「象牙質のためむし歯が進行しやすい」「根を取り囲むように広がるため治療が難しい」などの特徴があり、厄介なむし歯とも言われています。予防には、まずは歯ぐきが下がる原因である歯周病を予防すること。歯ブラシに加えフロスや歯間ブラシも併用し、清潔な口内環境を保ちます。高濃度フッ素配合歯みがき剤やフッ化物配合洗口剤の使用も有効です。そして歯科医院で定期的にチェック&クリーニングもしてもらいましょう。
3『骨が少ないと言われた場合の選択肢』
インプラント治療では、あごの骨に人工歯根を埋め込むため、十分な骨の量や厚みが必要になります。そのため骨が不足している場合は、安定性や耐久性に影響が出る可能性があり、インプラントは難しいと言われることがあります。しかし、骨が少ない場合でも治療できる可能性はあります。今回は骨が少ない場合の治療の選択肢をご紹介します。
◆選択肢① 骨を増やす治療(骨造成)
人工の骨補填材やご自身の骨を使って土台を整えることで、インプラントを支える環境をつくります。治療期間はやや長くなりますが、しっかりとした土台をつくることができます。
◆選択肢② 骨の状態に合わせたインプラント
従来のインプラントよりも短い「ショートインプラント」であれば、骨の高さが不足している場合も埋入可能になるケースがあります。また、骨が不足している部分を避け、骨が十分にある部分に向かって斜めにインプラントを埋入する方法もあります。
骨の状態や全身の健康状態によっては、インプラント以外の治療法を検討することもあります。入れ歯やブリッジなどの特性を考慮し、患者様のライフスタイルやご希望に合わせてご提案いたします。
-あごの骨が少ない場合、治療の選択肢はひとつではありません。大切なのは、お口の状態をしっかり把握したうえで、ご自身に合った方法を選ぶことです。不安や疑問がある場合は、どうぞお気軽にご相談ください。安心して納得できる治療を一緒に考えていきましょう!
ぜひご覧ください!
