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5年後10年後のあなたの歯は?

2024年7月6日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は歯周病の少ない国スウェーデンとの比較『5年後10年後のあなたの歯は?』と『1本抜けたらやがては総入れ歯??』についてお話したいと思います。

5年後10年後のあなたの歯は??

今、あなたは何歳ですか?そしてお口の中の歯の本数は何本あるでしょう?日本人の寿命は伸びているのはご存じの通りですが、実は歯の寿命は全然それに追いついていないのが現状です。

歯は親知らずを入れて全部で32本ありますが、70歳の頃にはすでに15本程度になっているのです。

スウェーデンは平均20本、日本は平均8本!

歯を失う原因の多くは歯周病。歯は治療を重ねるたびに確実に寿命を縮めていきますので、歯周病、そして虫歯にならないことが肝心です。1日でも長く歯の寿命を伸ばすためには、毎日のケアと、歯科医での定期検診やクリーニングによる予防が大切。

きちんとケアができれば確実に歯の寿命は伸びていくのです。

その良い例が、予防歯科の先進国スウェーデン。スウェーデンでは80歳の方でも平均20本の歯を保っているそうです。一方、日本はというと、80歳の方の平均残存歯数は、なんと平均8本という危機的状況…。

「自分は大丈夫」「歯がなくなるなんて想像がつかない」と若い頃は思いがちですが、日本人の平均では45歳頃から加速度的にどんどん失われていく傾向があります。実際に歯を失い、入れ歯やインプラントしか選択肢がなくなった時に初めて、歯をもっと大切にしておけば良かった…と、歯の有り難みが分かるのかもしれません。

今まで何不自由なく美味しいものを食べたり、おしゃべりを楽しんだりできたところが、突然歯を失いそれらの楽しみが奪われるのは相当ショックです。できれば80歳で20本以上の歯を残して豊かな人生を味わいたいものです。5年後10年後の歯が健康できちんと機能しているように、私たちと一緒に頑張っていきましょう!

ちなにみスウェーデンでは日本に比べて認知症の方も非常に少ないとの統計が出ています。それは高齢者でも自分の歯で食事がしっかり摂れる、しっかり噛むことで脳の血流が確保できていて認知症が少ないことに関連があるとのことです。しかも寝たきりの高齢者も非常に少ないことも歯と関連があることが解っています。日本は寿命は世界一ですが、寝たきりでは人生楽しく過ごせません!歯を守って健康寿命も守りたいですね!!

1本抜けるとやがては総入れ歯?!

虫歯、歯周病、けが…、歯が抜ける一番の原因は何でしょう?厚生労働省の抜歯原因調査では、「虫歯よりも歯周病が原因で抜歯する人が多い」という結果が出ています。

約8割が歯周病にかかっていると言われる日本では、特に40代半ばから歯周病で歯を失う方が増えてきます。

義歯が他の歯の寿命を縮める!

「1本ぐらい抜けても放っておいて大丈夫」と思われるかもしれませんが、歯が1本なくなるというのは大変なことなのです。歯が1本抜けた後の行く末をシュミレーションしてみましょう。

ケース① 歯が抜けた!でも、面倒だから放置…

1本歯が抜けると、今まで歯があった場所に両隣の歯が倒れ込んできたり、噛み合わせの反対側の歯が伸びてきます。噛み合わせが悪くなると汚れが溜まりやすくなり、歯周病や虫歯のリスクも上昇。

ケース② ブリッジを入れた

ブリッジは、両隣の歯を削って土台にし、橋を渡すように義歯を入れる治療法。土台となる歯に大きな負担がかかるので、その歯の寿命を縮める可能性が高くなります。ブリッジでつないだ部分は汚れが溜まりやすいので、新たな虫歯や歯周病も発生しやすくなります。

ケース③ 部分入れ歯を入れた

保険の部分入れ歯の場合は、他の歯に金属のバネを引っ掛けて義歯を安定させます。バネをかけられた歯には過重な負担がかかるので数年でぐらつき始めて抜歯…。歯の無い部分がどんどん広がっていく可能性が大きいです。

先ずは、歯を失う最大の原因である歯周病に気をつけることが大切です。毎日のセルフケアと歯科医院で定期的にメンテナンスすることで、歯周病から総入れ歯に進行する負の連鎖を断ち切りましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

インプラントの寿命ってどのくらい?

2024年6月15日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「インプラントの寿命ってどのくらい?」と「インプラントは自宅でのメンテナンスが重要!」についてお話したいと思います。

以前にも出てきたと思いますがインプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはかかります。しかも一旦歯周病になってしまうと難治性で天然歯よりも厄介です!このことがインプラントの寿命に大きく関係しています。それともう一つ重要な要素がインプラントにかかる「力」です。特に歯軋りや食いしばりの力がインプラントの寿命を左右します。

それと天然歯もインプラントもやはり自宅でのメンテナンス(口腔清掃、歯軋り防止マウスピース)が大切になってきます。

インプラントの寿命ってどのくらい?!

「インプラントに興味はあるけど、寿命はどれくらいなの?」と思われている方もいらっしゃるかと思います。インプラントは腐ったり溶けたりするものではないので、インプラント自体には寿命はありません。

でも、お手入れが行き届かなくて、インプラントの周りの骨が歯周病で溶けたりすれば、おのずとインプラントを使用できる期間も短くなってしまうのです。

寿命を伸ばすための秘訣は

では、インプラントの寿命をできるだけ伸ばすための秘訣をご紹介しましょう。

ご自身での口腔ケアを十分に!

まずは、ご自宅での毎日のケアを大切に。インプラントも、歯肉が炎症を起こすと「インプラント周囲炎」というインプラントの歯周病になってしまいます。

定期的に歯医者で診てもらいましょう!

クリーニングのほか、噛み合わせの調整などもしてもらい、インプラントを長く使えるようにしっかりメンテナンスします。

マウスピースでインプラントを守る!

歯ぎしりがあると、インプラント自体が揺れてくることがあります。

骨粗しょう症に要注意!

骨がもろくなる骨粗しょう症は、インプラントを入れている顎の骨も、同様にもろくしてしまいます。日頃からカルシウム等を積極的に摂りましょう。

耐用年数は、入れ歯が5年、ブリッジが7年とされているのに比べれば、インプラントはメンテナンスをきちんとすれば、とても長く使用できる優れた治療法です。患者様のなかには、40年以上お口の中で機能している例もあります。メンテナンスをしっかりして、半永久的に使いたいものですね!

インプラントは自宅でのメインテナンスが重要!

インプラントを長持ちさせるには、メンテナンスこそ重要ということをご存じですか?治療後にご自宅で行うケアにインプラントの寿命がかかっていると言っても過言ではないでしょう。

インプラント自体は人口の歯なので虫歯などになることはありませんが、お口のケアがきちんとできていないと、人工歯根を支えているあごの骨が溶けてしまう「インプラント周囲炎」になり、せっかく入れたインプラントが抜け落ちる!なんてこともあるのです。自宅で行うメンテナンスといえば、やはり毎日の歯磨き。

今回は、インプラントを長持ちさせるための歯磨きのコツをご紹介します!

毎日の歯磨きが寿命を決める!

  • ★力任せに磨くのではなく、優しく丁寧に磨きましょう。
  • ★毛先を使って細かく振動させながら、歯垢をかき出すように磨きます。
  • ★磨き残しをなくすために、磨く順番を決めておくと忘れません。
  • ★歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやフロスを使用して隅々までキレイに。
  • ★インプラントを傷つけてしまわないように、研磨剤の入っていない歯磨き粉をお勧めします。

特別な方法ではありませんが、毎日地道に続けることでインプラントの寿命はもちろん、天然歯の虫歯・歯周病予防にもなって、お口の健康寿命がアップします。

また、毎日のお手入れにプラスして医師や歯科衛生士によるプロのメンテナンスも大切です。歯科医院では、インプラントの周囲に炎症が起きていないか、噛み合わせのバランスに問題がないかなどを、おおよそ3ヶ月~6ヶ月に1回のペースでチェックします。

毎日のメンテナンスとプロのメンテナンスでトラブルを防ぎ、インプラントを長持ちさせましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

インプラント治療時の治療計画書

2024年6月8日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「インプラント治療時の治療計画書」と「インプラント治療の治療期間」についてお話したいと思います。

インプラント治療計画書ってなあに??

「インプラントに興味があるけど不安。どんな手術をして、費用はどれくらいかかるのかな・・・」。そんな方はぜひ当院にお気軽にご相談ください。先ずはインプラント治療が可能であるかを診断させていただき、治療計画書を作成して、一人ひとりの患者様に最適な治療プランの提案をいたします。

治療プランの全容を理解できるから安心!

  • ◎インプラントを入れる歯の位置や、使用するインプラントの種類などの治療計画
  • ◎施術後のメインテナンスプログラム
  • ◎インプラント治療にかかる料金
  • ◎保証内容

インプラント治療は外科的手術を伴うことや、治療後も継続してメインテナンスが必要であること、そして費用も高額になりますので、「治療計画書」という治療プランの全容が明記された書類を作成して、お互いに納得、理解した上で治療を進めていきます。患者さんの不安軽減にも繋がる重要な書類です。

インプラント治療は患者様一人ひとり全て違いますので、健康状態からお口の中の状態の評価診断のもとに計画を立てます。また治療後のメインテナンスの計画も患者様ごとに違います。また保証内容は当院では基本10年保証です。

ただし条件があり、年間2回以上の検診、メインテナンスを受けていただく事が必須条件となります。

双方の信頼関係が大切です!

医師から治療計画書の内容説明を受け、内容を理解してから、インプラント治療を行うかどうかをジックリ考えてください。分からないこと、不安なことがあれば何でも聞いてください。

患者さんと私たち双方が納得して治療を進めることで、よりよい結果に結びつくと信じています。お互いに信頼関係を築きながら、お口の健康を守っていきましょう。

どのくらいかかるの、治療期間?

インプラントの治療期間って長そう。忙しい自分でも通えるかな?」そんなふうに思われている方も多いかと思います。そこで、今回は治療の流れに沿って、治療期間をみていきましょう。

インプラント治療の流れ

①カウンセリング・検査

お口の中の状態を確認して、患者様に最適な治療方法をご提案します。レントゲン・CT撮影、歯周病・噛み合わせのチェック、全身症状の確認などから具体的な治療計画を立て、患者様の同意のもと治療をスタートします。

②インプラント1次手術

インプラント(人工歯根)を埋め込みます。インプラントが骨としっかり結合して定着するまで、約3~6ヶ月ほどの期間が必要になります。

③インプラント2次手術

インプラントが定着したらアバットメントと呼ばれる連結部分を装着します。

④人工歯の装着

傷口が治るのを待って、インプラントの上に被せる人工歯の型取りを行います。出来上がった人工歯をかぶせてインプラント治療は完了です。

インプラントは、外科手術が必要な治療ですので、十分な準備が必要です。またインプラントが骨としっかり結合して定着するための期間を設ける必要があるので治療期間はトータルで3~10ヶ月ほどかかるのが一般的。

歯周病や虫歯があれば、インプラントの治療前に治しておく必要がありますし、顎の骨の状態や治療部位によっても治療期間は変わってきます。通う期間や回数なども担当の先生とよく話し合って、治療を受けられるか決めてくださいね!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

インプラントをすると医科のMRI検査やCT検査ができないのか?

2024年5月18日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「インプラントすると医科のMRI検査やCT検査ができないのか?」についてお話したいと思います。

当院でもよくある問い合わせですが、結論から言うとチタン製インプラントは問題ありません。ただインプラント義歯でマグネット(磁石)を使用するタイプの維持装置を使ってあるタイプはMRIの磁気に干渉するため、画像が乱れ診断に支障をきたしますので事前に外す必要があります。

インプラントをするとMRIやCT検査ができない?

歯を失ったときの選択肢のひとつであるインプラント。そのインプラントの治療では、顎の骨に金属の人工歯根を埋め込むため、MRIなどの検査ができなくなるのでは?と不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。

でも、結論からお話しすれば、大丈夫!
そこで、今回はインプラントと各種検査の関係についてお話ししましょう。

チタン製インプラントならOK!

MRI

MRI検査は磁気共鳴装置といって磁気を利用した検査です。

磁気に反応する金属が体の中にあってはいけませんが、インプラントに使用されているチタンは、磁気に反応しない非磁性金属なので、MRI撮影に問題はありません。

しかし、磁石で着脱するインプラント義歯を使っている場合は、検査前に外しておく必要があります。

CT

体内に金属があると、光が乱反射をしたような像(アーチファクト)が写り、見たい場所が写らないことがありますので、CT撮影の際には金属を外すように言われます。

しかしチタン製のインプラントでは、ほとんどアーチファクトが発生しませんので、CT検査も問題なく出来ます。むしろ、金属製のクラウン(銀歯)のほうが、強いアーチファクトが発生します。

そのほか、レントゲン検査やPET検査、エコー検査など、特にインプラントをしているからといってできない検査はありませんので、ご安心くださいね

よねやま歯科医院院長 米山博彦

奥歯が抜けたらどうする?

2024年5月11日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「奥歯が抜けたらどうする?」と「インプラント治療終わったら大丈夫?」についてお話したいと思います。よく医院で見受けられるのが奥歯が抜けたまま放置されている方がおられます。しばらくすると抜けた部分のスペースに隣の歯が移動してきて噛み合わせがおかしくなってしまsます。

またインプラント治療が終了したらもう安心と思われている患者様も時々おられます。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはかかります。しかも一旦歯周病になってしまうと難治性で天然歯よりも厄介です!

奥歯が抜けた!どうしますか?

奥歯が抜けてしまった!そんな時、皆さんならどうしますか?奥歯一本ぐらいなら、見た目も気にならないし放置していても大丈夫でしょうか?確かに、会話や笑った時などにも分かりませんし、噛むことは他の歯でカバーできるような気がします。でも、奥歯がないことのデメリットって意外と沢山あるんです。

放置すると噛み合わせが変わります!

歯を失うとそこにスペースが空きます。すると隣の歯が傾いてきたり、本来なら噛み合うはずの反対側の歯が伸びてきてお口全体の歯並びがかわり、噛み合わせも狂ってしまいます。

すると…

①被せ物がすり減ったり、②歯に痛みが出たり、③顔の形が歪むなんてことも!

また、それだけにとどまらず、奥歯がないとそこから息が漏れて

④発音が不鮮明になったり、しっかり噛み砕くことができないために

⑤胃腸にも負担がかかります。

また、元の噛み合わせに無意識のうちに戻そうと、筋肉が緊張して、

⑥肩こりや頭痛が起こることさえあるんです。

「奥歯は見えないから」なんて言ってはいられません。奥歯(親知らず以外)がない方は、早めに治療を受けてくださいね。※親知らずは抜いた方が良い場合があります。

ところで、奥歯を取り戻すための手段ですが、インプラントやブリッジ、入れ歯を入れる方法があります。

しかし、ブリッジの場合は支えになる隣の歯に大きな負担がかかるため、将来的にその歯を失う恐れがありますし、入れ歯の場合はバネによる隣の歯への負担が大きくなることに加え、自分の歯で噛んでいた時より、噛む力はずっと小さくなります。

インプラントでは、隣の歯を削る必要もなく、硬いものでもしっかりと噛むことができますが、メンテナンスが非常に大切になってきます。失った歯がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

皆さんお一人おひとりにベストな治療法を提案いたします!

インプラント、治療が終わればもう大丈夫?

インプラントは治療が終了すればもう大丈夫と思ってはいませんか?インプラント自体は100%虫歯になることはありませんが、アフターケアがきちんされていないと、せっかく入れたインプラントも台無し!除去したり再手術が必要になる可能性もあるのです。

歯周病はインプラントにも起こります!

インプラントがダメになってしまう大きな原因は歯周病です。「え!インプラントにも歯周病ってあるの?」と思われるかもしれませんが、お口の中を不衛生にしておくと、インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」になる可能性が高まります。

インプラント周囲炎って?

磨き残しがあるとインプラントの根元にプラークが溜まり、自分の歯があった時と同様に歯ぐきに炎症が起こります。悪化するとインプラントを支えているあごの骨まで溶けてしまい、インプラントがグラグラ動くようになってしまいます。

また、インプラント治療をした歯には歯根膜が存在しないこともマイナス要因。血液供給をしてくれる歯根膜がないために、細菌に対する抵抗力が弱く、症状も進行しやすいという特徴があります。

セルフケアとプロフェッショナルケアが大切です!

そんなことにならないためにも、まずは、正しい歯磨き習慣でプラークをキレイに取り除きましょう。

正しく磨けているか不安という方は、お気軽に当院のスタッフにご相談ください。チェックや歯磨き指導も行っています。そして、自分では磨ききれない汚れには、歯科衛生士によるプロのケアを。スケーリングと呼ばれる施術でお口のすみずみまで清潔にします。定期的なメンテナンスはインプラントを入れている方には絶対必要なケアです。

こまめなケアでインプラントを長持ちさせて快適な生活を送りましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

医院選びが成功のカギ!

2024年5月4日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日はインプラント治療において「医院選びが成功のカギ!」と「インプラントをする前に!」についてお話したいと思います。医院選びから治療前の準備、検査等についての話になります!

医院選びが成功のカギ!

インプラントは優れた治療法ですが、歯科医の経験や技術によって治療の質に違いがでてきてしまうものです。そこで今回は、「あの先生はハズレだった…」なんてことにならないように、最善のインプラント治療を受けるための医院選びのポイントをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

良い医院を選ぶポイントは?

その歯科医院にCTの設備はありますか?

CTを使うことで、より安全で確実なインプラント治療が受けられます。なかには医院に設備がなくても提携病院で撮影をするというケースも見られますので、CTがない場合は診断方法を確認してみることをお勧めします。

メンテナンスに力を入れている医院ですか?

インプラントは、きちんとメンテナンスをしないと、「インプラント周囲炎」というインプラントの歯周病になりやすく、最悪の場合、折角入れたインプラントが抜けてしまうことがあります。正しい歯の磨き方を指導し、歯周病対策に力を入れている医院を選びましょう。

きちんと説明して、患者さんの希望を聞いてくれますか?

医者が治療のメリットとデメリットを説明し、患者様が主体的に治療法を選ぶ「インフォームドコンセント」は治療の基本。不安なく治療を受けるためには絶対必要なことです。

また、医院全体の掃除が行き届いているかどうかは、衛生管理が徹底しているかを見極めるポイントに。日本口腔インプラント学会の専門医または指導医を取得しているかどうかも判断基準になります。長いお付き合いとなる歯のパートナーですので、信頼できるドクターをぜひ見つけてくださいね!

このように、医院によって設備も様々です。一概にCTが院内にないからダメではなく、診断の
ために提携病院での撮影のシステムがあったりもしますので、担当のドクターに診断の方法等を質問しることをお勧めします。また虫歯、歯周病の治療せずにいきなりインプラントの手術を優先する医院も要注意です。これは治療の優先順位が全く違います!

インプラントをする前に!

インプラント治療は、あごの骨にインプラントを埋め込む外科手術を必要とする治療法ですので、治療する前に、お口の状態はもちろん全身の健康状態を把握して、必要な対策を講じることが重要です。では、治療成功のカギとも言える事前準備では、どんなチェックや検査をするのでしょう?

治療成功のカギは事前準備!

全身の健康状態はどうですか?

今までにかかったことのある病気や、現在持っている病気を教えてください。重い全身疾患があることを正確に伝えないまま治療をして、全身状態が悪くなったり、インプラントと骨が結合しないなどのトラブルが起きることがあります。外科手術では局所麻酔を使ったり、感染や痛みを防ぐために内服薬を飲んだりしますので、治療中の病気や服薬中の薬、アレルギーがあればきちんと伝えましょう。

お口の中の検査と治療を徹底します!

もちろん、虫歯や歯周病の検査も十分に行います。ほかの歯に歯周病や虫歯がある場合は、感染リスクを最小限にするために、インプラント治療前にこれらの治療を行います。あわせて、噛み合わせや、顎関節、粘膜等の状態もチェックして、治療後のトラブルを防ぎます。

レントゲン・CT検査で内部の状態もくまなくチェック!

あごの骨の密度、厚み、高さなど骨の状態を十分に把握して、インプラント治療を行ことができるかどうかを正確に判断します。

手術によるトラブルを避け、安定した状態でインプラントを使い続けるためには、治療前の問診や検査は重要です。しっかりとチェックをして、お一人おひとりに合った最善の治療法を一緒に考えていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

歯を失ってしまった後の治療方法

2024年4月6日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は歯を失ってしまった後の治療方法についてお話したいと思います。大きく分けて3通りの
治療方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分に合う治療方法を見つけましょう!

治療法によってこんなに違う!

番外編として適応症は少ないですがもう一つ治療法があります。

 ◆歯の移植の場合

虫歯や歯周病にかかっていない親知らずが残っている場合、奥歯が欠損して無くなった場合、親知らずを移植して機能させることが可能です。

ただし移植歯と歯の無くなった部位の歯周組織のサイズが適応している場合のみこの移植術が適応になります。移植後は通常の歯冠修復(いわゆる差し歯)やブリッジの土台として使用できます!

当院ではインプラントの前の選択肢の一つとなっています。

日頃のお手入れの方法は?

◆部分入れ歯の場合

「入れ歯」と「歯が抜けているところ」の両方をシッカリとお手入れすることが大切です。お手入れ方法は、入れ歯をお口から外し、歯ブラシで磨きます。

支台歯に引っ掛けるクラスプも、小さめのブラシや歯間ブラシなどを使って、優しく丁寧に磨きます。入れ歯洗浄剤も併用するとより効果的です。

◆ブリッジの場合

ポンティックとよばれるダミーの歯と歯茎の境目、そしてポンティックの底面は非常に汚れが溜まりやすい部分です。

まずは、通常の歯ブラシで磨いて汚れを落とし、次に歯間ブラシを使って、ポンティックと歯茎の境目の汚れを効率よく取り除きます。最後にポンティックの底面の部分を、フロスを使って仕上げます。

◆インプラントの場合

自然歯と同様に磨きます。歯ブラシでの掃除に加えて、タフトブラシや歯間ブラシ、フロスなどを利用して、歯間などの汚れの溜まりやすい場所を清潔に保ちます。

磨き残しがあると、インプラントでも歯周病になり(インプラント周囲炎)、インプラントを支える周りの骨が溶かされてしまいます。

まとめ

治療法によって、毎日のお手入れがこんなにも違うということがお分かり頂けたと思います。メンテナンス次第で義歯の寿命も変わってきます。一緒にベストな治療法を考えていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

子供の矯正治療  本当に必要?Part3

2024年3月23日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院 院長 米山博彦です。

今回はPart2からの続きです。

子供の矯正治療では具体的にどのようなことが必要で、どんな治療をするのかをお伝えします。

具体的には何をするのか。(治療の方法)

全ての不正咬合の始まりである上顎の劣成長の改善から開始して、1〜2ヶ月遅れて下顎の内側に倒れた奥歯を起こす装置を入れます。

使用する主な装置は以下のものです。

治療手順

  1. 上顎の急速拡大(ハイラックスorバラエティー)
  2. 下顎のリンガルアーチ 下顎歯列の拡大
  3. トランスパラタルアーチ 上顎臼歯の傾斜改善
  4. フェイスマスク (上顎歯列の牽引) 必要なケースのみ行う
  5. 2回目の上顎急速拡大(ファン装置 orハイラックス装置)
  6.  FKO (エフカーオー)機能矯正装置 夜間のみ使用する取り外し可能な装置 最後の仕上げに使用する

急速拡大装置(ハイラックス装置)による治療

1日1回スクリューを1/4回転(0.2mm)させる。2ヶ月かけて60回回すと12mm拡大することになります。他の拡大装置も取り扱いは同様です。

急速拡大装置(バラエティー装置)乳歯列など口が小さいお子さんに使用する拡大装置

永久歯が生える前の乳歯列の子供さんに使用する急速拡大装置です。違和感が少なく最初の導入装置としては最適です。

リンガルアーチ 下顎歯列(臼歯の正直)(内側に倒れている臼歯を外側に起こす)

不正咬合のお子さんは下顎の奥歯が内側に倒れていることが多く舌房(舌が収まる空間)が狭く舌が本来の正しい位置に入れなくて後方に下がってしまいます。奥歯を起こしてやることで舌房の空間が拡がって舌が正しい位置に収まるようになります。

トランスパラタルアーチ(TPA)    上顎臼歯の正直(外に倒れた大臼歯を歯列内に戻す)

急速拡大装置で拡がった大臼歯は外側に傾斜してくることが多いので、この装置で正しい傾斜に戻します。そうすることで噛み合わせが安定します。

FKO(エフカーオー 機能矯正装置) 下顎骨全体の前方回転の誘導

咬合誘導の最終仕上げの段階で使用する取り外しの機能矯正装置です。(主に夜間使用する)

口呼吸から鼻呼吸への変化

当院の受け口の子供さんのケースですが上記の治療の結果、気道が拡がって口呼吸から鼻呼吸に変化して機能障害の改善がみらました。

治療中の痛み等の不都合な症状は?(副作用など)

上顎骨の急速拡大装置は上顎骨の正中縫合といわれる軟骨のつなぎ目を拡げます。装置を入れて1週間は個人差はありますが、スクリューを回転すると歯よりも鼻の付け根がジワッと痛むという訴えが多くあります。(次第にこの痛みはなくなります)

また最初の1ヶ月間は鼻の通りが悪い子供さんは、鼻水がよく出たり、鼻血が出たりします。

しかしこれは『好転反応』と言われるもので全く心配は入りません。

それと最初は食べ物が装置の間に挟まって上手く咀嚼できない、硬いものが噛めない、発音がしにくく喋りにくい、下の装置が内側の歯肉に食い込んで痛みが出やすい、

という症状も出ますが、子供さんは適応能力が大人に比べて非常に高いので1ヶ月もすれば全ての不都合はなくなっていると思います。

副作用(最初の1ヶ月ぐらい)

  1. 鼻の付け根のジワッとした鈍い痛み(5分間ぐらいで消失します)
  2. 鼻水がよく出るようになる
  3. 鼻血が出る事がある
  4. 物が食べにくい(噛みにくい)
  5. 喋りにくい(約1ヶ月でほぼ解消します)

いずれも最初の1ヶ月、その後は装置を交換して1週間でほぼ不快症状は解決するケースがほとんどです。

治療の期間はどれぐらいかかるのか。

治療期間は約2年から2年半ぐらいはかかります。

その後は永久歯が全て生え替わるまで(12歳ごろまで)3ヶ月毎の経過観察をしていきます。

ケースによっては2期治療(ワイヤー矯正)が必要になる事があります。しかし当院のこれまでの経験では約40%ぐらいです。残り60%はワイヤー矯正は必要なく終了しています。

本当に抜歯せずに治るのか?

これもケースバイケースです。確立として30%ぐらいのお子さんは高校生ぐらいでスペース不足のためワイヤー矯正に移行し、その内の10%は抜歯が必要な診断結果が出ています。しかし1期治療の段階では永久歯の抜歯は決して行いません。

後戻りはあるのか?

通常の矯正治療の場合は、約10〜20%は後戻りがあります。顎顔面矯正については歯を拡げるのではなく、骨の軟骨縫合を拡大して行くので歯の後戻りはほとんどありません

費用はいくらぐらい必要か?

費用は医院によって多少の差はあります。当院の料金設定でご説明します。

まず成長期後の通常の矯正治療(ワイヤー矯正)は¥700,000〜¥800,000(税抜き)です。

早期の小児矯正(顎顔面矯正)はその半額 ¥350,000(税抜き)です。

その他に ¥5,000/月 の調整料がかかります。

12歳以降2次治療(ワイヤー矯正)が必要になった場合は残り ¥350,000(税抜き)が追加で必要になります。

まとめ

子供たちの健全な成長のためには、成長過程の呼吸を初めとする口腔機能を理解し、機能不全が疑われる場合は出来るだけ早い段階で対処してあげる事が、子供たちの将来的に非常に重要な意味を持つと考えます。

下の永久歯が生え変わるときに内側から生えてきたなどで、異常に気がつかれるお母さん、お父さんが多いです。

これは非常に重要で、そのときに上顎、下顎の乳歯列に生え変わりのための隙間があるか?いつもお口がポカンと空いていないか?鼻詰まりや扁桃腺が腫れやすくないか?イビキはかくか?などをチェックしてお子さんに機能障害があるか知る必要があると思います。

このようなチェックに当てはまるお子さんには、

無呼吸症候群やアレルギー疾患、口呼吸による姿勢の弊害を予防し、健全な成長発育を導く小児矯正(顎顔面矯正)が適応となる場合が多いと思います。

よねやま歯科医院 院長 米山博彦

 

子供の矯正治療  本当に必要?Part2

2024年3月16日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院 院長 米山博彦です。

今回はPart1からの続きです。なぜ現代っ子は歯並びが悪い子が多いのか

そして実際不正咬合と関連の深い口呼吸について、子供の成長にどんな影響があるのかをお伝えします。

なぜ現代っ子は歯並びが悪い子が多いのか

これはちょっと語弊があるかもしれません。歯並びが悪い子供は昔からいたのは確かです。

しかし私が歯科医師になって34年、開業してから26年経った今感じている事があります。

実際歯並びが悪い子は多いですが、その事よりも20年前に比べて機能障害を持っている子供たちが格段に増えてきた感じがします。つまり鼻呼吸ができない子供(口呼吸になる)が多いのに驚きを感じます。

口呼吸による機能障害の兆候

  • ・いつもポカンと口が開いている
  • ・食べるときにペチャペチャ音を立てて食べる
  • ・猫背で姿勢が悪い
  • ・イビキがひどい
  • ・寝起きが悪く、しばらくボーッとしている
  • ・扁桃腺が腫れやすく、風邪をよくひく

何故 子供の時期から矯正しないといけないのか。

子供の歯並び(不正咬合)と呼吸の関係

上顎は舌が当たることによって刺激を受けて成長するといわれており、その刺激が少ないと成長不足となり幅が狭くなってしまい歯の萌出スペースが不足します。さらに上顎が狭くなると下顎も連動して幅が狭くなり臼歯が内側に倒れてしまい舌が収まるスペースが狭くなります。

上顎が成長不足で狭いとその上にある上気道の鼻腔底も成長不足で狭くなり、鼻閉が起こりやすく口呼吸になってきます。その結果扁桃肥大で風邪をひきやすく、鼻アレルギーの憎悪の要因となっている事が多いです。

口呼吸と姿勢の関係

口呼吸の習慣が長く続くと姿勢にも悪い影響が出てきます。呼吸が苦しいために頭部は後屈(後ろにそる)し、首(頚椎)は前法に傾斜して、下顎は後退(後ろに下がる)した状態になってきます。その結果いわゆる『猫背』の状態になってきます。この猫背の姿勢は口呼吸するお子さんが一番呼吸するために楽な姿勢で無意識になってきます。

『姿勢が悪い!』といくら親御さんが注意しても呼吸しないといけませんから、口呼吸の問題を解決しない限りこの姿勢を治すことはできません。

イビキはお子さんの身体からのSOS!

寝るときにイビキをかくお子さんは、口呼吸でもともと気道が狭い上に寝るときは横になって舌が喉の方に下がって気道を狭くしますから要注意です。

この状態がひどくなると子供でも『無呼吸症候群』になる事があります。

またこの状態は酸素不足で熟睡できませんから睡眠障害が起こり、寝起きが悪く、ボーっとする事が多くなります。

それよりもっと問題は成長ホルモンが充分でなくなり、低身長、低体重が起こったり、情緒の不安定で落ち着きがなくなったりの原因にもなります。

小児矯正が必要な理由

正しい機能は正しい形態に宿る。 それ故、小児期の不正咬合を正しい形態に誘導することは、 正しい機能を獲得するために有益であると言えます。

また大人(成長期が終了した)の機能回復による形態改善は困難になります!(外科的な方法が必要 外科矯正 美容整形等)

以上の理由から私は小児成長期の正しい治療は必要であると考えます!

次回Part3では 具体的な治療についてお話しします。

よねやま歯科医院 院長 米山博彦

子供の矯正治療  本当に必要?Part1

2024年3月9日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院 院長 米山博彦です。

大切なお子さんの健全ですこやかな成長、女の子であれば将来美しく、男の子ではたくましく育ってほしいと親なら誰もが願っている事だと思います。

健康的な身体と綺麗な歯並び、美しい笑顔は一瞬で相手に好印象を与える事になり、おおげさではなくその後のお子さんの人生を変えてしまうと私は考えています。

ではなぜ歯並びは悪くなるのでしょうか?その原因はなんでしょう?また子供の時期から矯正をした方がいいのは何故なんでしょうか?よく言われませんか?「永久歯の生え替わりまで様子をみましょう!!」これは歯医者として言いますが非常に無責任な発言だと私は考えています。文献(世界の論文)からのレビューでは放置して自然に良くなる(正常咬合)になる確率はなんと10%以下(6.4%)と言われています。 つまり放置していては絶対に治らない!と言ってもいいと思います。

「なんかおかしいな?」と思った時が治療の開始時期だと思います!

悪い歯並び(不正咬合)の原因は?

子供に時期の不正咬合のすべての原因は結論から言うと上顎骨(上あご)の発育不足が原因と言われています。世界的な文献(論文)でも多数発表があります。歯並びを悪くする習慣(悪習慣)として指摘されているものは

  • ・よく噛まない
  • ・指しゃぶり、頬杖
  • ・口呼吸による機能障害

などがありますが、特に多いのが口呼吸による不正咬合です。

最近の子供達の特徴として感じるのは、上顎(上のアゴ)が狭く、鼻閉があり口呼吸をしている子供が多いです。ある調査では実に70〜80%の子供達が程度の差はあるけど口呼吸になっているといわれています。正常な舌の位置は上のアゴに接していますが、口呼吸の子供達は口で呼吸しないといけないので舌の位置はより低い位置 もしくは前方に置くようになり食べるときにペチャペタ音を立ててしまい、またイビキをかく子供が多いです。

口呼吸による機能障害の兆候

その他の以下の症状が口呼吸の特徴です。思い当たる方は要注意です!

  • ・いつもポカンと口が開いている
  • ・食べるときにペチャペチャ音を立てて食べる
  • ・猫背で姿勢が悪い
  • ・イビキがひどい
  • ・寝起きが悪く、しばらくボーッとしている
  • ・扁桃腺が腫れやすく、風邪をよくひく

また口が常時ポカンと開いていると頬の筋肉が弱くなり、その結果上の臼歯の歯列が内側に入ってしまいV字型の歯列になってしまい、舌を前に突き出す癖がつくと開咬となってしまいます。また口の中の体積が狭くなり様々な機能障害を引き起こす原因になります。

不正咬合の種類

出っ歯(上顎前突)

いわゆる出っ歯(上顎前突)。一見上の顎と骨が前に出ているように見えますが、実際は上顎骨の幅が狭くて下顎骨(下の顎)が後ろに引っ込んでいるケースが日本人始め東洋人には80%以上と言われています。

受け口(下顎咬合 反対咬合)

受け口とは、顎と歯が前に出ている状態で前歯の噛み合わせが逆になっている状態です。これの原因は大きく3つあります。

  • ・上顎骨が短く、下顎骨は正常。
  • ・上顎骨は正常で、下顎骨が大きい。
  • ・上顎骨は短く、下顎骨は大きい。

やはりこれも上顎骨の奥行き(前後の長さ)が短くて、実は下顎骨の大きさは正常範囲なのに下の歯が前に出ている状態の場合が日本人には一番多いです。(70〜80%) あとのケースは遺伝要素が大きく将来外科矯正になる事が多いです。

交差咬合

放置すると顔全体が歪んで成長してしまいます。特に女の子(男の子もそうですが)は思春期やお年頃になると非常に悩みます。実際に当院でも20代の女性が何人も相談にいらしてます。

成長期が終わって顔の歪みを治す方法は多くは外科矯正になってしまいます!顎の骨を切って組み直す治療で確かに綺麗に治りますが、入院が必要で身体の負担は大きいです。

できるだけ低年齢、できたら5歳ぐらいで気づいて治療始めれば綺麗に治りますしその後の成長発育も良い方向に導くことが可能です。

乱杭歯(叢生 ガタガタの歯 八重歯)

いわゆる昔でいう 八重歯 です(私が子供の頃はアイドル達もこの歯の状態が多くむしろ可愛いとさえ言われていました。)

歯のサイズとそれが並ぶ土手である歯槽部(歯肉部)のサイズがアンバランスで並びきらない状態を言います。

5〜8歳の間に顎を大きくする処置をすれば多くのケースで歯を抜く事なしにきれいな永久歯列に誘導する事が可能です。(一部例外はあります。)

開咬(奥歯だけが当たっていて前歯が噛んでいない状態)

前歯でかみ切る事ができません。食物をしっかりと噛み切り、噛み潰す事ができないため丸呑み傾向が強いです。これも上顎骨の成長不足から舌が本来の場所に収まる事が出来ず、物を飲み込む時に舌を前歯の隙間に突っ込んで蓋をする癖がついてしまい、やがて下顎全体が後方に回転してしまい、前歯が当たらなくなってしまった状態です。

過蓋咬合

これも上顎骨の幅が狭いのが始まりです。

上顎の幅が狭いため下顎の歯列が前に出る事が出来なくなって、結果後ろに後退してしまい前歯が全く噛み合わなくなって下の前歯が上の歯肉を噛むまで伸びてしまいます。(歯は噛み合わせがなくなると動きます!)

次回Part2では子供の矯正が必要な理由と 具体的な治療の方法をお話しします。

よねやま歯科医院 院長 米山博彦