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歯ぐきから出血!これって歯周病?

2023年9月2日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯ぐきから出血!これって歯周病?』と、「歯周病が新型コロナの感染リスクを高める?!』についてお話したいと思います。

歯ぐきから出血!これって歯周病?!

皆さまは歯磨きのときなどに歯ぐきからの出血はありませんか?出血の原因は、強すぎるブラッシングや病気の治療のため抗凝固剤を服用しているなど様々ありますが、ほとんどの場合、歯周病が原因だと言われています。

歯ブラシだけでは不十分!磨けているのは約6割!

■歯周病で歯ぐきに炎症が

歯周病になるとお口のなかにいる歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こし、少しの刺激で出血しやすくなります。自覚症状が出にくく静かに進行する歯周病は、「サイエントキラー」ともいわれる病気。歯ぐきからの出血は歯周病のもっとも分かりやすいサインなのです。

■最終的には歯がポロリ!

すでに出血のサインがある場合は、早めに歯科医院を受診することをオススメします。放置すると、歯ぐきだけでなく歯を支えているあごの骨まで溶かされ、最終的には歯がポロリと抜け落ちてしまうことも…。

■命をも狙う病気!

さらに恐ろしいのが、歯周病は歯を失うだけでなく、私たちの命さえも狙う怖い病気だということです。歯周病菌が血管の中に入り込むと体内で様々な悪さを働き、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの命に関わる病気のリスクも高まると言われています。

歯ぐきから出血がある方はぜひお早めにご来院ください。初期に治療を始めるほど、治療時間も費用も少なくて済みます。私たちといっしょに歯周病になりにくい口内環境をつくっていきましょう!

新型コロナの感染リスクを高める!?

世界中に新型コロナウイルス感染症が広がり、収束のきざしが見えない今。日々、さまざまな不安や不便を感じていらっしゃる方が多いと思います。その新型コロナ、実は歯周病に関係が深いということをご存知ですか?今回は歯周病と新型コロナウイルスの感染についてお話したいと思います。

歯周病菌が感染を手助け!

ちょっと専門的なお話になりますが、新型コロナウイルスは「ACE2受容体」というレセプターにくっついて私たちの体内に侵入します。レセプターというのは、細胞表面や内部にあって、ウイルスなどと結合するもののことです。「ACE2受容体」は体内のあらゆる場所に存在しますが、お口の中の粘膜にも多く存在すると報告されています。

そして、もう一つ重要なことは、歯周病菌が作り出すタンパク質を分解する酵素(プロテアーゼ)は、ウイルスが粘膜細胞の中に入り込むことをたやすくしてしまう働きがあるということです。歯磨きなどのメンテナンスが行き届かず、歯周病菌の数が多くなると、新型コロナの感染リスクも高まってしまいます。

つまり、「ACE2受容体」が多く存在し、なおかつ不潔になりやすいお口の中は、新型コロナ感染リスクが高い場所と言えるでしょう。マスクや手洗いうがいなどに加えて、お口の中を清潔に保つことが新型コロナの感染対策にも有効です。日々の歯磨きはもちろん、歯科医院での定期的なメンテナンスでお口の中を清潔に保ちましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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