矯正歯科は単に歯並びを改善するだけではありません

矯正歯科とは、一般的には
悪い歯並びをきれいに治す治療のことを言います。
しかしながら、
単に歯並びの美容的な改善をするだけではありません。
きれいな歯並びは虫歯や歯周病の予防につながり、将来のお口の健康維持に貢献します。
よい噛み合わせは消化を助け、身体全体の健康にもよい結果をもたらします。
矯正は、とても身近なものになっています。
見栄えがよくなるだけではなく、自分の歯を長もちさせることにもつながります。
当院では、個人個人それぞれのご要望に合わせた治療をご提案させて頂きます。
歯並び・噛み合わせがもたらす悪影響
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 歯への負担がかかり歯の寿命が短くなる
- 顎関節症になりやすい
- 顎の位置が変わり、体に歪みが出ることがある
- 肩こりや頭痛など体に異常が出ることがある
- 特定の音が発音しにくいなど発音に影響が出ることがある
- 食べ物が十分に噛めず、胃腸などの消化器に負担がかかる
- 外見的なコンプレックスに悩む
成人矯正(マルチブラケットシステム)
矯正用ワイヤーとそれを通す台(ブラケット)を用いた方法です。
レントゲン、歯列の模型、顔写真等の資料をとり、
それに基づいた分析・診断をした後治療に入ります。
ケースによって抜歯が必要な場合と、非抜歯で治る場合とに分かれます。
通常2~3年の治療期間が必要です。
成人(高校生以上)日本人の場合は、比較的抜歯ケースが多いようです。
抜歯ケースで抜歯をせずに治した例は口元が前へ出っ張るなど、
口元のプロフィールが悪化する事が多くみられます。
非抜歯で治療するためには、小児期の顎の発育が大切で
そのためにも乳歯列の時からの注意が必要と考えます。
非抜歯か抜歯かの診断について
矯正歯科につきものの抜歯について私の意見を述べます。
当院の矯正歯科の方針は「審美と機能の両立」を目指してます。
診断によって抜歯ケースと非抜歯ケースに分かれます。
結論から申し上げますと、「抜歯すべきケースは抜歯するべきです!」ということです。
抜かないで済むなら良いのですが、抜歯ケースを非抜歯で治療してしまうと
治療後の安定が悪く、横顔のプロフィール(見た目)が悪くなります。
矯正診断で非抜歯で横顔のプロフィールが悪くならないなら抜歯する必要はありません。


治療期間の目安
矯正歯科の期間は、不正咬合の状態など個人個人の状況によって全く異なります。
ケース・バイ・ケースで、決まった期間というのはありません。
あえて目安をいうとすれば、
永久歯列全体を治療する場合、装置をつける期間は平均2〜3年となります。
※ 症例や個人差など歯と顎の状態によりできない治療もございます。
各矯正歯科の適応かどうかは、十分な検査と診断が必要となります。
治療時使用の装置について
矯正の装置は選ぶことができます。
1. メタルブラケット装置(通常の矯正装置)
2. セラミックブラケット装置
3. 両者の組み合わせ
上顎はセラミックス、下顎はメタルブラケットの組み合わせ
4. 矯正用インプラント


矯正歯科に必要な絶対的固定源としてチタン製のピンを使用
これを使うことで歯の移動を早くできるため、治療期間の短縮になるケースが多いです。
費用について
※ 費用について 下記はすべて税込です
成人矯正 (永久歯列矯正) |
¥770,000 |
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成人矯正セラミックブラケット使用時 | ¥880,000 |
矯正用インプラント (片顎) |
¥55,000 |
調整料(月1回) | ¥5,500 |
お支払い方法
- 一括払い
- 2回の分割払い(自院分割)
- 各種クレジットカード
初診時の流れ
1 : ご予約

お電話もしくはご来院の上でご予約をお取り下さい。
矯正相談の予約とお申し出下さい。
2 : 初診カウンセリング

充分な時間をとって専門スタッフがお話をお伺いします。
どんなお悩みもお聞きします。
3 : 資料取り

レントゲン、写真、歯の型取りなど、
診断に必要な資料を取らせて頂きます。
検査・診断費用は5,400円(税込み)です。
4 : 診断

取らせて頂いた資料をもとに診断し、
治療の計画をいくつかご用意させて頂きます。
患者さん一人ひとりに合った
治療方法を患者さんとご一緒に考えます。
診療費や治療期間についてもお話しさせて頂きます。
この場で矯正をするかの決定をする必要はございません。
一旦ご自宅にお持ち帰りになりご家族でご相談の上で、
じっくりとお考え頂いた上で決定されることをお勧めいたします。
私たちは、患者さんのお気持ちを第一に考えます。