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なぜ、あごの骨がやせるの?インプラントを支える土台~歯槽骨~

2024年1月6日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「なぜ、あごの骨がやせるの?インプラントを支える土台~歯槽骨~」のお話と
「歯周病を治さないままインプラント治療をスタートすると?」のお話です!

なぜ、あごの骨がやせるの?インプラントを支える土台~歯槽骨~

インプラントはあごの骨(歯槽骨)にフィクスチャーというネジのような物を埋め込み、その上に義歯を入れる治療法です。そのため土台となる骨が不足していると、手術が難しくなったり失敗する可能性が高くなってしまいます。では、なぜあごの骨が不足する場合があるのでしょうか?今回はそれを詳しくお話します。

★歯がなくなったまま放置している

歯がある時はあごの骨に噛む刺激が与えられ、あごの骨がやせることがありませんが、歯がなくなったままではその刺激もなくなり、あごの骨がどんどんやせてしまいます(骨吸収)。ブリッジも骨に刺激が伝わらないため骨吸収が進行します。

★合わない入れ歯を使っている

適度な刺激がないとあごの骨はやせていきますが、刺激があり過ぎてもあごの骨はやせてしまいます。

例えば、合わない入れ歯を使用していると歯ぐきに過度な力がかかり、その負担に耐えきれずあごの骨がやせてしまうのです。

★歯周病になっている

細菌の感染によって引き起こされる歯周病。進行するとあごの骨が溶けていきます。

-いかがでしたか?あごの骨がやせてしまうと、インプラントを入れる前に骨の量を増やす手術が必要となります。インプラントを考えていらっしゃる方は、お気軽にご相談ください。十分なあごの骨の量があるかどうかを確認し、適切な治療法をご提案します。

歯周病を治さないままインプラント治療をスタートすると?

歯が抜けたり、歯がグラグラしていてしっかり噛めなくなると、少しでも早く元の状態に戻したくなり、自分の歯に近い状態まで回復できる優れた治療法であるインプラントをすぐに入れたいと思われるかもしれません。

しかしながら、歯を失ってしまった原因が歯周病である場合、お口全体の歯周病治療を終わらせてからインプラントを入れないと、せっかく入れたインプラントが台無しになってしまうことがあります。

というのも、歯周病で歯を失ったということは、他の場所も歯周病に侵されている可能性が高いということ。お口の中に歯周病菌がいれば、インプラントをダメにする最大の原因である「インプラント周囲炎」になる可能性が高まってしまうのです。

インプラント周囲炎は、インプラントに生じる歯周病のような病気です。歯ぐきからの出血や排膿が起こり、インプラントを支えるあごの骨が溶け、最終的にはインプラントを抜かざるを得なくなってしまいます。

インプラントをできるだけ長く快適に使うためには、インプラントの治療前に、お口全体の歯周病を治療しておくことが肝心です。ちなみに、インプラント周囲炎は進行が早く、歯周病の数倍から10 倍の速度で骨を溶かすと言われています。その上、歯周病以上に自覚症状が出にくいため気がついた時には相当重症化していることが多々あります。インプラント治療を成功させるためには、インプラント周囲炎のリスクを高める歯周病を完治させておくことが不可欠なのです。

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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