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女性ホルモンの影響で歯周病が悪化?!

2024年1月20日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『女性ホルモンの影響で歯周病が悪化?!』と、「歯周病悪化の原因は骨密度の低下?
骨粗しょう症であごの骨ももろくなる!』についてお話したいと思います。

女性ホルモンの影響で歯周病が悪化?!ライフステージごとの危険な時期

女性ホルモンは歯周病に影響を与えることをご存知でしょうか?実は、女性ホルモンはある歯周病菌の増殖を促したり歯ぐきの炎症を悪化させるなどの作用があり、女性の一生の中には特に気をつけたい時期があるのです。それは「思春期」「妊娠・出産期」「更年期」。女性が歯周病にかかりやすいこの時期の特徴をそれぞれご説明しますね!

★思春期

女性ホルモンが作り始められる時期です。女性ホルモンの中には、歯周病菌の増殖を促したり歯ぐきの血管に作用して炎症反応を強める働きのものがあります。生活が夜型になりやすく、試験勉強などのストレスで免疫力も低下しがちな思春期は、歯周病リスクが高まります。

★妊娠・出産期

妊娠すると、女性ホルモンが大量に分泌されるため、歯周病リスクが高まります。その上、つわりがひどい時などは歯みがきが十分にできず、口内環境が悪化してしまいがちに。

★更年期

女性ホルモンの減少にともない唾液の分泌量が減ってきます。自浄作用のある唾液が減ることで歯周病が進行しやすくなります。

-いかがでしたか?このように女性ホルモンは口内環境に大きな影響を与えます。女性特有の歯周病リスクを念頭に、日頃から丁寧にケアしていきましょう!

歯周病悪化の原因は骨密度の低下?骨粗しょう症であごの骨ももろくなる!

歯周病は、歯周病菌により歯ぐきに炎症が起き、歯を支えるあごの骨が溶けてしまう病気です。
歯と歯ぐきの境目などの清掃が行き届かないと進行していきますが、実はお口の衛生状態だけが悪化の原因ではありません。

特に女性の場合、更年期は女性ホルモンが減少し、さまざまな影響が出てきます。そのひとつが骨の密度が減少する「骨粗しょう症」。骨の組織が弱くなり、骨折しやすい状態になります。

実はこの骨粗しょう症、歯科の病気である歯周病にも影響を与えることが分かっています。骨粗しょう症になると、歯を支えるあごの骨の量も減少するため、歯周病がどんどん進行し重症化してしまうのです。

さらに、更年期は女性ホルモンの減少にともない唾液の分泌量が減ります。自浄・殺菌作用のある唾液が減ることで、さらに歯周病に罹患・悪化しやすくなってしまいます。

-いかがでしたか?歯周病を悪化させる原因のひとつが骨粗しょう症であることをご理解いただけたでしょうか?女性ホルモンの減少により様々なバリアが手薄になる更年期は、今まで以上に丁寧にケアするとともに、歯科検診も定期的に受けてお口の健康を保つ努力が大切です!毎日のセルフケアと定期的な歯科検診で歯周病を予防し、全身の健康を維持していきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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