こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「骨がないとインプラントは無理?!」のお話と「インプラントの治療の流れは?」のお話です!
骨がないとインプラントは無理?!
あごの骨が薄いからインプラントはできないと言われた方、まだ諦める必要はありません。インプラントの治療では、インプラント体をあごの骨に埋め込んで固定させるため、土台となる骨の量が少ない方は手術が難しいのですが、あごの骨の再生治療を行うことでインプラントが可能になるケースも多いのです。
今回は骨の再生治療の代表的な方法をご紹介します。
骨の再生治療ってどんなことするの?
GBR法
主に下あごの骨量が少ない場合に行う方法です。
手術により遮断膜を歯肉の下に入れて骨が再生するスペースをつくり、そこに骨補填材を入れて骨を再生します。
サイナスリフト法
上あごの奥歯の骨の量が少ない場合等に行う方法です。
自分の骨を造るGBR法とは違い、人口の素材を薄くなった部位に補う方法です。
ソケットプリザベーション法
抜歯の時点で、抜歯をした時の穴に人工骨などを入れて骨を再生させる方法です。
抜歯後は骨が痩せて薄くなり、インプラントを埋め込むことが難しくなるため、前もって処置することで、後々の負担を少なくすることができます。
その他にも、サイナスリフトと同じように人口の素材で骨の厚みを補う「ソケットリフト法」、他の場所から骨をブロックで採取し移植する「ベニアグラフト」などの技術があります。「骨が少なくてできないと言われたけどインプラントを検討したい」という方は、お気軽にご相談ください。最適な治療法を一緒に見つけていきましょう
インプラント治療の流れは?
インプラントに興味はあるけど…時間はどれくらいかかるの?どんな治療をするの?不安だな…という方のために、今回は一般的なインプラント治療の流れをご紹介します。
患者様一人ひとりに合わせた治療を提案!
◇ステップ1<初診>
治療に対するご希望や、既往症・アレルギーなどお身体の状態をお聞きします。
◇ステップ2<検査・診断>
レントゲンやCTスキャンを利用して、お口の中の全体の状態を把握し、正確な審査・診断を行います。
◇ステップ3<インフォームドコンセント・治療計画>
検査の結果から治療計画書を作成し、患者様にとって最善の治療方法や費用などについて詳しくご説明します。
◇ステップ4<一次手術>
歯ぐきを切開してあごの骨を削り、インプラントを埋め込みます。
◇ステップ5<治癒期間>
3~6ヶ月間置き、インプラントと骨が結合するのを待ちます。
◇ステップ6<二次手術>
歯ぐきを開き、人工歯を取り付ける支柱を装着します。
◇ステップ7<装着>
歯ぐきが治ったら型を取り人工歯を制作。インプラントに取り付けます。
患者様に合わせた最適な治療法を提案しますので、お気軽にご相談くださいね!
よねやま歯科医院院長 米山博彦