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喫煙はインプラントをダメにする?手術もその後も負うリスク!

2023年12月23日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。

今日は「喫煙はインプラントをダメにする?手術もその後も負うリスク!」のお話と「上あごと下あごで違う成功率!上あご奥歯のインプラント治療は難しい?」のお話です!

喫煙はインプラントをダメにする?手術もその後も負うリスク!

喫煙の習慣は体に様々な悪影響を与えますが、インプラントも例外ではありません。そこで今回は、喫煙がインプラントにとってダメな理由をお話したいと思います。

■手術の失敗率が高くなる!

喫煙により毛細血管が収縮し、血行が悪くなります。血行が悪いと手術のキズの治りが遅くなったり、インプラントと骨がくっつきにくくなるなど、手術が失敗するリスクを高めます。

タバコを吸っている人は、タバコを吸わない人に比べて、3.7倍も手術の失敗率が高まるという報告も。

■インプラント周囲炎のリスク上昇!

インプラント周囲炎というのはインプラントの歯周病です。喫煙している方は、歯ぐきの血行不良により免疫力の低下が起こり、インプラント周囲炎にかかりやすくなっています。

インプラント周囲炎が悪化すると、最悪の場合インプラントが脱落し、せっかく入れたインプラントの寿命が縮まってしまいます。

また、たばこを吸っていると唾液が減少します。お口の中を洗浄・殺菌する作用がある唾液が減少することで、インプラントの周りも炎症が起きやすくなります。喫煙者は非喫煙者に比べ、歯周病やインプラント周囲炎になるリスクが2~6倍もあると言われています。

「インプラントを長持ちさせたい」という方は、できれば生涯にわたり禁煙することをおすすめします!

上あごと下あごで違う成功率!上あご奥歯のインプラント治療は難しい?

自分の歯のように噛めるインプラントは、周囲の歯へのダメージが少なく見た目も天然歯とほとんど変わらないなど大変優れた治療法です。でも、あごの骨にフィクスチャーというネジのような物を埋め込む特性上、治療する場所によりその成功率が変わってきます。特に、上あごの奥歯は治療が難しい場所です。今回はその理由をお話しましょう。

■上顎洞(副鼻腔)がある

上あごの奥歯は、鼻の横にある「上顎洞」に近いという特性があります。そのため、詳細な画像診断を行うなど細心の注意が必要です。手術中にドリルで骨に穴を開ける際は、上顎洞を覆っている膜を傷つけないよう特殊な手術が必要となります。

■骨の厚みが少ない!

上顎洞があるため、上あごは奥歯にかけて骨が薄い方が多いです。インプラント治療では、一般的に長さ10mm以上のフィクスチャーを埋め込みますが、骨の厚みが十分に取れない方も。

■柔らかい骨が多い!

下あごに比べると上あごのほうが海綿骨という柔らかい骨が多く、インプラントと骨が結合しにくいという特徴があります。

このように、上あごの奥歯をインプラントにする場合は、他の場所よりも条件が悪いため手術の難易度が上がります。技術力の確かな信頼できる歯科医に治療してもらうことが大切ですね。

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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