こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「 前歯のインプラントは難しい?難易度が高い理由は?①」のお話をお届けしたいと思います。
歯を失った方の中には、前歯を失ってしまったという方もいらっしゃいます。
前歯がなくて困るのは、まず見た目ではないでしょうか。
口を開けるとどうしても目立つ場所のため、前歯がないと、人と会ったりコミュニケーションを取るのが億劫になってしまうかもしれません。
その他にも、きれいな発音ができなかったり、食べ物を噛み切ることが難しくなるなど、日常生活にも支障がでてきます。それを補うためにインプラントを検討する方もいらっしゃると思います。
しかし、前歯のインプラント治療は難易度が高いと言われているのです。
<前歯のインプラント治療の難易度が高い理由①>
★目立ちやすいからこそ、高い審美性が求められる!
機能性はもちろんですが、前歯は見た目の美しさが重要視されます。
セラミックでつくる人工歯そのもの以外にも、歯と歯の間の歯ぐきはキレイな三角形になっているか?歯ぐきの縁のボリュームや高さは自然か?なども審美的には重要です。
また、前歯はあごの骨が薄く痩せやすいという特徴があります。そのため、治療後にあごの骨が痩せて歯ぐきが下がってしまった場合、インプラントの金属部品が一部透けて見えてしまう恐れもあるのです。
このように、前歯のインプラント治療は求められる技術力が高いため、奥歯と比較すると治療の難易度が上がります。医院を選ぶ際は、前歯のインプラント治療経験の豊富な医師がいる歯科医院を選ぶようにしましょう!
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前歯(特に上顎前歯部)のデンタルインプラントは審美性・機能性の両面で難易度が高い部位です。難しい理由を具体的に10個まとめます。
前歯のインプラントが難しい理由(患者さん向け)
1.骨が少なくなりやすい
前歯を失うと、支えとなる骨が早く減ってしまいます。
2.骨が薄いことが多い
特に前歯の表側は骨が薄く、インプラントをしっかり固定するのが難しいことがあります。
3.骨の高さが足りないことがある
骨が低くなると、インプラントを入れる深さを確保しにくくなります。
4.見た目がとても大事な場所
笑ったときに一番目立つ歯なので、ちょっとした違いでも不自然に見えてしまいます。
5.歯ぐきが下がりやすい
歯ぐきが薄い人は、手術後に下がってインプラントが見えてしまうことがあります。
6.歯ぐきの質が影響する
厚くて丈夫な歯ぐきが少ないと、見た目や長持ちに影響します。
7.角度が少しでもズレると目立つ
ほんの少し傾いて入っても、歯が長く見えたり前に出て見えたりします。
8.隣の歯との間が大切
間隔が狭いと、歯と歯の間の歯ぐき(三角の部分)がなくなり、すき間が黒く見えてしまいます。
9.仮の歯をすぐ入れるのが難しい
見た目のためにすぐ歯を入れたいけれど、インプラントがまだ安定していないとリスクがあります。
10.ケガで歯を失った場合が多い
前歯は事故やスポーツで折れることが多く、そのときに骨や歯ぐきも一緒に失っていることがあります。
👩⚕️ このように前歯のインプラントは「見た目」と「骨や歯ぐきの条件」の両方がシビアなので、慎重に計画する必要があります。
よねやま歯科医院院長 米山博彦
