こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は「 前歯のインプラントは難しい?難易度が高い理由は?②」のお話をお届けしたいと思います。
前回、前歯のインプラントが奥歯に比べて難しい理由として、前歯には高い審美性が求められる点をお話ししました。今回は、もう一つの理由についてご説明します。
<前歯のインプラント治療の難易度が高い理由②>
★前歯はあごの骨が薄い!痩せやすい!
まず、インプラントの構造をお話しすると、インプラントはインプラント体をあごの骨に埋め込み、それにインプラント体と人工のかぶせものを連結させるアバットメントを入れ、その上にかぶせものをかぶせるという構造です。
そのため、インプラント治療では、インプラント体をあごの骨に埋め込むための穴をあけなければなりません。
しかし、前歯を支えるあごの骨は、奥歯に比べて薄いという特徴があります。ここに土台となるインプラント体を埋め込むことになるため、治療が自ずと難しくなるのです。
加えて、前歯のあごの骨は加齢などで痩せていきやすいという特徴もあり、あごの骨の量が不足している場合は、先にあごの骨を増やすための治療が必要になります。
このように、前歯のインプラントは求められる技術力が高いため、奥歯と比較すると治療の難易度が上がります。医院を選ぶ際は、前歯のインプラント治療の経験豊富な医師がいる歯科医院を選ぶようにしましょう!
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★以下具体的な事項を挙げると!
前歯のインプラントで骨・歯ぐきを作り足す必要がある条件
1.抜歯してから時間が経っている
歯を失ったまま放置すると、骨がどんどん減ってしまいます。
2.歯ぐきの位置が下がっている
歯ぐきが下がって見た目に影響する場合、歯ぐきを増やす治療が必要です。
3.骨が薄くなっている
インプラントを入れるための幅が足りない場合に骨を足す必要があります。
4.骨の高さが足りない
インプラントの長さを確保できない場合、骨を高くする治療が必要です。
5.歯ぐきが薄い
歯ぐきが薄いと透けて見えたり、将来下がりやすいため、厚みを足すことがあります。
6.歯を失った原因が歯周病
歯周病で骨が大きく減っている場合、造成が必要になることがあります。
7.事故や外傷で歯を失った場合
骨や歯ぐきも一緒に失われてしまっていることが多いです。
8.隣の歯との間の歯ぐき(三角の部分)が失われている
すき間が黒く見えないように歯ぐきを作り直す必要があります。
9.インプラントを入れる位置が見た目にとても影響する場合
自然に見せるために、骨や歯ぐきを足して形を整えることがあります。
10.笑ったときに歯ぐきがよく見える方(ガミースマイル傾向)
少しの段差でも目立つため、きれいに見えるように造成が必要になることがあります。
よねやま歯科医院院長 米山博彦
