今年は強烈な暑さの日々が続き、ほんとに大変でしたね!昼間は40℃に迫る危険な暑さで、外に居るだけで幻暈がしそうな状態でした。9月から秋にかけて少しは涼しくなってくれることを祈りたいです。
今月のこの写真は何かわかりますか? オニヤンマのブローチなんですが、これからのアウトドアに役立つアイテムなんです。キャンプやハイキング、ゴルフもそうですが、山や林にはスズメバチやブヨとかの害虫に遭遇することがよくあります。最悪刺されたりして大変ですが、このブローチを身につけているとスズメバチなんかは寄ってきません! なんでもオニヤンマは昆虫界最強でスズメバチも食べてしまうらしく天敵なんだそうです。行楽だけでなく庭いじりや畑仕事中も効果絶大だそうです。私はゴルフのキャップにつけようと思います。
ニュースレター9月号の話題(お話)は
1『歯周病のお口の匂いを治すには!』
「タマネギが腐ったようなニオイ」「腐った卵のようなニオイ」などと言われる歯周病によるニオイ。強烈なニオイは周囲に迷惑をかけることも多いため、きちんと対策することが大切です。
◆歯科医院で治療することからスタートしましょう!
まずは、歯周病の治療をすることが先決です。ニオイの根本的な原因である歯周病を治さなければ、どんなケアをしてもニオイは発生します。歯石を除去し、歯のクリーニングをすることで歯周病菌の住みにくい環境をつくります。
◆正しいセルフケアを続けましょう!
普段の歯みがきは、歯ブラシに加え、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、歯間部の汚れもしっかり取り除きましょう。歯周病菌の活動抑制が期待できる歯みがき剤を使うのもオススメです。食事の度に歯磨きするのが理想的ですが、無理な場合は寝る前の歯みがきをしっかり行いましょう。
◆定期的にプロによるケアを受けましょう!
セルフケアだけでお口の中の汚れを100%取り除くことは困難です。定期的に歯科医院でクリーニングすることで、歯周病の進行を抑え予防していきます。このように、歯周病を治療し歯周病菌の数を減らすことができれば、歯周病独特の嫌なニオイは軽減されます。気になる症状がある方は、お早めにご来院くださいね!
2『「フェストゥーン」ってなんですか?』
「フェストゥーン」というのは、歯ぐきの縁がロール状に盛り上がった状態をいいます。主な原因は、歯の磨きすぎ「オーバーブラッシング」です。硬い歯ブラシの使用や、強いブラッシング圧、長時間の歯みがきなどにより、歯ぐきの縁がロール状に盛り上がった状態になってしまうのです。
その他、歯磨きがおろそかになっている時も、フェストゥーンができやすくなります。お口の中にプラークが溜まり、それが歯ぐきを刺激することでフェストゥーンができやすくなるのです。フェストゥーンがある方は、歯ブラシの毛の硬さや、磨く時の力加減、磨く時間などに注意してみてくださいね。なかなか改善しないという方や、気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください!
3『とりあえずインプラント!』は危険!
むし歯や歯周病などで歯を失ってしまったら、皆さまはどんな選択をしますか?あまり深く考えず、「とりあえずインプラントを入れよう」と決めるのは、危険かもしれません。
★歯を失った原因をきちんと特定できていますか?
なぜ、歯を抜かなければならなくなったのでしょう?あるいは抜け落ちてしまったのでしょうか?
「むし歯を放置して悪化してしまった」「歯周病で歯がグラグラになり抜けてしまった」「嚙み合わせが悪くて歯がひび割れて抜くことになった」など、患者様により歯を失う原因は様々です。その原因を特定し、同じことを繰り返さないための対策を講じないままでは、インプラントを入れても、後々トラブルを抱える可能性があります。
例えば、メンテナンス不足で歯周病が悪化し歯を失った場合、インプラント治療後も同様の習慣を続けていれば、インプラントの歯周病といわれる「インプラント周囲炎」になるリスクが高まります。天然歯に比べインプラントは炎症への抵抗力が低いため、一度細菌に感染すると急速に進行し、気が付いたときには重症化しているケースも多いのです。
このように、歯を失った時は、その原因をきちんと特定し今後の対策を考え、自分に合った治療法を選択することが大切です。疑問や不安のある方はお気軽にお聞きくださいね!
是非ご覧ください