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歯周病は子どもの頃から始まっている!

2024年2月24日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯周病は子どもの頃から始まっている!』と、「お年ごろのお口特有の歯周病、「思春期性歯肉炎」とは?』についてお話したいと思います。

歯周病は子どもの頃から始まっている!

 痛みや歯のぐらつきなどの自覚症状が出てくるのは大人になってからなので、歯周病は大人の病気と思われている方もいらっしゃるかと思います。でも、実は子どもでも歯周病になるのです。

歯周病は、プラークに住む歯周病菌によって歯肉に炎症が起き(歯肉炎)、進行すると歯を支えているあごの骨まで溶ける(歯周炎)病気。歯周病は「歯肉炎」と「歯周炎」を合わせた総称で、子どもの歯周病のほとんどは歯肉炎です。子ども時代に歯肉炎になり、それがジワジワと進行し、歯周炎になっていくケースが多く見られます。

≪子どもの歯肉炎の原因は?≫

★歯磨きが不十分でお口の中が不潔になると歯ぐきに炎症が起こります。
★永久歯が生える時に一時的に歯ぐきが腫れることがあります。
★口呼吸が原因でお口の中が乾燥すると、お口の中を洗う唾液が減るため、細菌が繁殖しやすい状態になります。
★思春期のホルモン分泌の影響で、いつも通りのケアをしていても歯ぐきが腫れることがあります。

-いかがでしたか?このように歯周病は子どもの頃から気をつけなければならない病気です。小さなうちからお口の中を清潔にする習慣を身につけ、歯肉炎になりやすい時期は普段以上に丁寧な歯磨きを心がけましょう。もちろん、自分できちんと磨けない時期は、大人が仕上げ磨きで手伝ってあげます。そして定期的に歯科医院でチェックすることも忘れずに!

お年ごろのお口特有の歯周病、「思春期性歯肉炎」とは?

皆さまは思春期の頃にみられる歯肉炎をご存知ですか?「思春期性歯肉炎」とよばれる歯周病です。

実はこの時期は今まで通りに歯磨きをしていても、歯ぐきが腫れたり歯磨きによる刺激等で歯ぐきから出血することがあるのです。

【思春期性歯肉炎の原因は?】

◆ホルモンバランスの変化ある歯周病菌は卵胞ホルモン(=エストロゲン)を栄養源に増殖するため、卵胞ホルモンの分泌が増加する思春期は歯周病が進行しやすくなります。
◆生活習慣の変化自宅外での間食が増えたり、塾や部活等で忙しくなるなど、食習慣・生活習慣の変化により思春期性歯肉炎のリスクが高まります。

【治療方法は?】

◇自宅では歯ブラシだけでなくデンタルフロスなども使用して磨き残しがないようにします。
◇歯科医院では普通の歯周病と同じようにプラークコントロールを中心とした治療を行います。
セルフケアだけでは行き届かない歯間や奥歯の裏なども専用の機器を使ってきれいにします。

-いかがでしたか?思春期性歯肉炎から本格的な歯周病に進み、将来大切な歯を失うことがないよう、若い頃から丁寧な歯磨きをすることが大切です。そして歯科医院での定期的なケアも忘れずに!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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