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Gum disease, Gingival Recession or inflammation for dental clini

歯周病で歯周外科が必要に!

2023年7月8日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯周病で歯周外科が必要に!』と、「その歯抜かなくても済むかもしれません』についてお話したいと思います。

歯周病で外科手術が必要に?!

歯周病は悪化してしまうと歯を失ってしまう怖い病気ですが、悪化すると外科手術が必要となるケースがあることをご存知でしたか?軽度の場合は歯石などを取り除きブラッシングを徹底することで進行を止めることができますが、進行している場合は手術を行い、歯周ポケット内を徹底的にきれいにする必要があるのです。そこで今回はこの外科手術「フラップ手術」についてご紹介したいと思います。

目で見て確実に治療する「フラップ手術」

◎「フラップ手術」ってどんなことするの?
▼患部に局所麻酔をかけて歯ぐきを切開します。
▼歯根についているプラークや歯石を除去します。
▼歯ぐきを縫い合わせ、約1週間後に抜糸をします。

◎「フラップ手術」をすることで…
専用器具を使って歯石を除去するスケーリングやルー
トプレーニングをしても、深い歯周ポケットの奥にある
歯石は、肉眼で確認することが難しく、除去することが
困難です。歯石の取り残しがあればそこを歯周病菌がす
みかにし、再び歯周病が進行します。
しかし「フラップ手術」では、歯根についた歯石を目で
確認しながら確実に除去することができるため、歯周病の進行を抑える効果が高いのです。

いかがでしたか?自覚がなくても進行している場合がある歯周病。歯周病が進行し「フラップ手術」をする必要がないように、日頃から予防に力を入れていきましょう!

その歯、抜かなくて済むかもしれません

歯周病は歯を失う病気です。進行すると、歯を支える歯ぐきや歯根膜、あごの骨などの歯周組織が破壊されて歯がグラグラになり、最終的には抜けてしまいます。では、歯周病で歯がグラグラになってしまったら、もう歯を失うしかないのでしょうか?

「歯周組織再生療法」で溶けた骨が再生!

実は、歯を失うことを回避できる方法があります。それは「歯周組織再生療法」というもの。グラグラになって抜歯するしかないと考えられていた歯も、この方法を使えば残せる可能性が出てくるのです。

これは、その名の通り破壊されてしまった歯周組織を再生する療法。「GTR法」「エムドゲイン法」があり、患者様の症状により適切な治療法を選択します。

中でも普及している「エムドゲイン法」では、歯が生えるときに必要なタンパク質が主成分となった薬剤を、破壊されたあごの骨の部分に塗布し、歯周組織の再生を促すという治療法です。

どれも優れた治療法ですが、全身疾患や服用中のお薬などにより治療できない場合もあります。また、術後に適切なメンテナンスができない場合は、思うような効果が出ないこともあります。「自分の歯を残したい」「歯周組織再生療法に興味がある」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。一緒に最適な治療法を見つけていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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