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歯医者さんで歯石をとる時の流れは?

2023年8月12日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯医者さんで歯石をとる時の流れは?』と、「実は歯周病菌は空気が嫌い!』についてお話したいと思います。

歯医者さんで歯石を取るときの流れは?

歯石を取ってもらいたいけど、「歯石取りってどんなことするの?」という不安から、なかなか歯科医院に足が向かないという方もいらっしゃるかと思います。歯石そのものに害はないですが、歯石をすみかとして歯周病菌などの細菌類も増えていきますので、歯石を除去することはとても大切。そこで今回は一般的な歯石取りの流れをご紹介したいと思います。

プロービング~スケーリング~ルートプレーニング

■診察やプロービング

まずはお口の状態をチェックします。歯や歯ぐきの状態を診察し、歯周ポケットの深さを測るプロービングや、歯と歯ぐきの状態を確認するためにレントゲンを撮影し歯周病の進行具合を確かめます。

■スケーリング

次は、歯ぐきの縁の上側についた歯石を取り除くスケーリングを行います。手動で行うハンドスケーラーや、音波や空気圧で歯石を剥がして水で流し去る超音波スケーラー等の専用器具を使い歯石をとっていきます。

■ルートプレーニング

歯石には2種類あります。歯ぐきの縁より上についた白っぽい色の歯石と、歯周ポケット内部についた血液成分などが混じった黒っぽい歯石です。ルートプレーニングでは、歯周ポケット内部で歯根に固くこびりついた歯石を専用の道具で取り除いていきます。

セルフケアだけで歯石を防ぐことは厳しいのが現実です。ぜひ、歯科医院で歯石を取ってもらってくださいね。定期的なチェックで歯周病などになりにくいお口の環境をつくりましょう!

実は、歯周病菌は空気がキライ。

歯肉の炎症や出血からはじまり、歯を支えているあごの骨が溶け、最終的には大切な歯が抜けてしまう病気、歯周病。最近では全身の病気とも関わりがあることがわかってきています。その原因となる歯周病菌のほとんどは「嫌気性菌(けんきせいきん)」で空気を嫌う性質を持っています。そのため、歯周病菌が住みつくのは空気が届きにくい所。歯周ポケットなどのような場所なのです。

深い歯周ポケットが絶好の住み家!

健康な方の場合、歯周ポケットは2~3mm程度で歯周病菌は留まりにくいのですが、お口のケアが不十分だったり、不規則な生活をしている方の場合は、歯周ポケットが4~5mmになり、歯周病菌が住みやすい状態になっています。住みついた歯周病菌はどんどん悪さをし、歯周ポケットを深くしていきながら、あごの骨まで溶かしていきます。

このような負のスパイラルに陥らないためには、住み家となる歯周ポケットが深くならないようにすることです。必要なのは、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的な検査。すでに歯周病が進行している方の場合は、歯科医院で歯周ポケットの中にある歯石やばい菌を取り除く治療から始めて、着実に歯周ポケットを浅くしていきます。

いかがでしたか?肥満や糖尿病など全身の健康にも密接につながる歯周病。歯科医院との二人三脚で歯周病菌が住みにくいお口をつくっていきましょう!

よねやま歯科医院院長 米山博彦

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