- 入れ歯にはどんな種類がありますか?
- 入れ歯には大きく分けて以下の種類があります。
- 総入れ歯(総義歯): 上顎または下顎の全ての歯を失った場合に、歯ぐき全体を覆うように装着する入れ歯です。
- 部分入れ歯(部分床義歯): 一部歯が残っている場合に、失われた歯の部分を補う入れ歯です。残っている歯にクラスプ(バネ)をかけて固定することが多いです。
- レジン床義歯: 保険診療で主に使われるプラスチック製の入れ歯です。
- 金属床義歯: 金属を使用しており、レジン床よりも薄く、熱伝導が良いのが特徴です(自費診療)。
- ノンクラスプデンチャー(自費診療): 金属のバネを使わず、歯ぐきの色に近い素材で固定するため、目立ちにくいのが特徴です。
- 入れ歯はどのくらいで慣れますか?
- 個人差がありますが、新しい入れ歯に慣れるまでには数週間から数ヶ月かかることが多いです。最初のうちは違和感や話しにくさ、食べにくさを感じることがあります。慣れるまでは少しずつ時間をかけて、無理せず使用することが大切です。
- 入れ歯で痛みが出るのはなぜですか?
- 入れ歯で痛みが出る主な原因はいくつかあります。
- 入れ歯の調整不足: 歯ぐきに当たる部分が合っていない、高さが合っていないなどが原因で、特定の場所に圧力がかかりすぎている。
- 歯ぐきの変化: 入れ歯を作ってから時間が経ち、歯ぐきが痩せて入れ歯が合わなくなっている。
- 口腔内の炎症: 口内炎やカンジダ症など、歯ぐきの状態が悪化している。
- 入れ歯でうまく食事ができません。どうすればいいですか?
- 新しい入れ歯の場合、慣れるまでは柔らかいものから始め、小さく切ってゆっくり食べるように心がけましょう。両側の奥歯で均等に噛むことを意識すると安定しやすくなります。時間が経っても食べにくい場合は、入れ歯が合っていない可能性があるので、歯科医院で調整が必要です。
- 入れ歯のお手入れはどのようにすればいいですか?
- 毎食後、入れ歯を外して専用のブラシや歯ブラシで優しく洗いましょう。歯磨き粉には研磨剤が含まれていることが多いため、入れ歯を傷つけないように専用の入れ歯洗浄剤や水洗いをおすすめします。週に数回は入れ歯洗浄剤に浸け置きして、細菌の繁殖を防ぎ、清潔に保つことが大切です。寝る前には外して保管することも推奨されます。
- 入れ歯は寝るときもつけたままでいいですか?
- 基本的には、夜寝る前には入れ歯を外して歯ぐきを休ませることをおすすめします。入れ歯をつけっぱなしにすると、歯ぐきに負担がかかり、炎症やトラブルの原因になることがあります。外した入れ歯は、乾燥を防ぐために水や入れ歯洗浄剤を入れた容器に保管しましょう。
- 入れ歯はどれくらい持ちますか?交換の目安は?
- 入れ歯の寿命は、素材や使用状況、お手入れの仕方によって異なりますが、一般的には5年~10年程度が目安とされています。しかし、歯ぐきの状態は時間とともに変化するため、入れ歯が合わなくなることがあります。定期的に歯科医院でチェックを受け、不具合があれば早めに調整や修理、あるいは作り替えを検討しましょう。
- 入れ歯にすると話すのが難しくなりますか?
- 新しい入れ歯の場合、一時的に発音しにくくなったり、話し方が変わったりすることがあります。特に、サ行やタ行が難しいと感じる方が多いです。これは舌の動きが変わるためですが、慣れてくるとほとんどの方は自然に話せるようになります。発音の練習をしたり、本を音読したりするのも効果的です。
- 入れ歯安定剤は使っても大丈夫ですか?
- 入れ歯安定剤は、入れ歯のずれやがたつきを一時的に抑え、快適さを向上させるのに役立ちます。しかし、入れ歯が合っていない状態を放置して安定剤に頼りすぎると、歯ぐきに負担がかかり、骨が痩せる原因になることがあります。安定剤を使用する前に、まずは歯科医院で入れ歯の調整をしてもらうことが最も重要です。
- 入れ歯以外に歯を補う治療法はありますか?
- はい、入れ歯以外にも歯を補う治療法として以下のものがあります。
- ブリッジ: 失われた歯の両隣の歯を削って土台とし、橋渡しをするように人工の歯を被せる方法です。固定式で違和感が少ないですが、健康な歯を削る必要があります。
- インプラント: 顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。自分の歯のように噛める感覚が得られますが、外科手術が必要で、費用も高額になります。
