- インプラントとはどのような治療ですか?
- インプラント治療は、歯を失った顎の骨に、人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を被せる治療法です。顎の骨とインプラント体が結合することで、天然の歯に近い噛み心地と見た目を再現できます。
- インプラントのメリットは何ですか?
- 天然の歯に近い噛み心地: 顎の骨に直接固定されるため、安定してしっかり噛むことができます。
- 審美性に優れている: 自然な見た目で、周りの歯との区別がつきにくいです。
- 他の健康な歯に負担をかけない: ブリッジのように隣の歯を削る必要がなく、入れ歯のようにバネをかけることもありません。
- 長期的な安定性: 適切なケアとメンテナンスを行えば、10年以上、場合によってはそれ以上長持ちすることも珍しくありません。
- 取り外しの手間がない: 入れ歯のように取り外して手入れをする必要がありません。
- インプラントのデメリットは何ですか?
- 費用が高い: 保険適用外の自由診療となるため、費用が高額になります。
- 外科手術が必要: 顎の骨にインプラント体を埋め込むための手術が必要で、身体への負担があります。
- 治療期間が長い: インプラント体と骨が結合するまでに数ヶ月の期間が必要です。
- メンテナンスが重要: 治療後も定期的なメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎などのリスクがあります。
- 治療を受けられないケースがある: 全身疾患や骨の状態によっては、治療が難しい場合があります。
- インプラント手術は痛いですか?
- 手術中は局所麻酔を使用するため、痛みを感じることはほとんどありません。麻酔が切れた後、多少の痛みや腫れが出ることがありますが、通常は処方される痛み止めでコントロールできる範囲です。数日程度で症状は落ち着くことがほとんどです。
- 治療期間はどれくらいかかりますか?
- インプラントの治療期間は、一般的に3ヶ月~1年程度が目安です。これは、インプラント体と顎の骨がしっかりと結合するまでの期間(治癒期間)が必要なためです。骨の量が不足している場合は、骨造成などの追加治療が必要となり、さらに期間が延びることがあります。
- 費用はどれくらいかかりますか?
- インプラント治療は自由診療のため、歯科医院や使用するインプラントの種類、治療内容によって費用は大きく異なります。1本あたり30万円~50万円程度が一般的ですが、骨造成などの追加処置が必要な場合はさらに費用がかかることがあります。医療費控除の対象となるため、確定申告で税金の一部が還付される可能性があります。
- インプラント治療を受けられない人はいますか?
- はい、以下のような場合はインプラント治療が難しい、または受けられないことがあります。
- 全身疾患がある方: 重度の糖尿病、骨粗しょう症、心臓病、免疫不全、特定の薬剤を服用している方など。
- 顎の骨の量が不足している方: インプラントを埋め込むのに十分な骨量がない場合。
- 喫煙者: 喫煙はインプラントの成功率を下げ、合併症のリスクを高めるため、禁煙を推奨されることが多いです。
- 妊娠中・授乳中の方。
- 口腔衛生状態が極端に悪い方。
- インプラントの成功率はどれくらいですか?
- 現在のインプラント治療の成功率は非常に高く、一般的に90%以上と言われています。10年後のインプラントの残存率も90%前後と報告されており、安定した治療法と考えられています。
- 治療後のメンテナンスは必要ですか?
- はい、インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期的なメンテナンスが非常に重要です。インプラントは虫歯にはなりませんが、天然歯と同様に「インプラント周囲炎」という歯周病に似た炎症を起こす可能性があります。3~6ヶ月に一度程度の定期検診で、清掃状態のチェックやプロフェッショナルクリーニングを受けることが推奨されます。
- インプラントは保険が適用されますか?
- 基本的にインプラント治療は保険適用外の自由診療です。ただし、ごく稀なケース(生まれつき顎の骨が大きく欠損している場合や、事故などによる顎の骨の広範囲な欠損で、他の治療法では機能回復が困難な場合など)では、保険が適用されることがあります。具体的な条件は非常に厳しいため、詳細は歯科医院で相談する必要があります。
