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Dental calculus removing

歯石とりは歯周病治療の第一歩!

2023年4月14日

こんにちは、姫路市の歯医者 よねやま歯科医院院長の米山博彦です。
今日は『歯石とりは歯周病治療の第一歩!』と、「2種類の歯石、「白」と「黒」』についてお話したいと思います。

歯石とりは歯周病治療の第一歩!

歯の周りの骨を溶かしていく怖い病気「歯周病」。その原因となる細菌が潜んでいるのが歯石です。そのため、歯石をしっかり取り除くことが、歯周病治療の第一歩となります。

「歯肉縁上歯石」と「歯肉縁下歯石」

▼実は、歯石には2種類あります

歯石には「歯肉縁上歯石」と「歯肉縁下歯石」があります。歯肉縁上歯石とは、その名のとおり歯ぐきの縁の上にある歯石で、目に見えます。専用の器具を使って取り除きます(スケーリング)。

また、「歯肉縁下歯石」というのは、歯ぐきの縁よりも下にできた歯石のことです。歯周ポケット内にある歯石のため通常見えません。専用の器具で、歯周ポケット内の歯石や汚れを取り除き、歯根の表面を滑らかな状態にします(ルートプレーニング)。歯肉縁下歯石まで除去しなければ、歯周病は改善しませんので、根気よく治療することが肝心です。

▼歯周外科手術による治療も

ルートプレーニングまでしても改善しないことがあります。そんな重度の歯周病の場合、歯周外科手術による治療が必要となります。歯ぐきを切開して目で見ながら歯石を取り除きます(フラップ手術)。歯石を徹底的に取るには、複数回通院することになりますが、歯石を残したままでは、歯周病は改善しません。じっくり気長に治療することが大切です。健康な口腔環境を一緒に作っていきましょう!

2種類の歯石、「白」と「黒」

歯石には、白い歯石と黒い歯石があるのをご存知でしょうか?普通、私たちが目にするのは白い歯石。歯ぐきの上の目に見える場所にあることから「歯肉縁上歯石」と呼ばれています。また、それとは別に「歯肉縁下歯石」と呼ばれる黒い歯石もあります。これは、歯周ポケット内にできる歯石で、歯垢に血液が混ざってできるため、黒い色をしています。実はこの黒い歯石はある危険信号でもあるのです。

「黒い歯石」は歯周病の危険信号!

▼歯周病悪化のサイン!

黒い歯石ができるということは、歯ぐきからの出血が頻繁に起きており、歯周病が悪化しているということです。放置すれば、歯周ポケットはどんどん深くなり、歯を支えるあごの骨が溶かされて歯がグラグラになってしまいます。そのような状態では、口臭もひどくなっていることが予想されます。

▼白い歯石が黒い歯石を呼び寄せる!

そんな黒い歯石をつけないようにするには、まず白い歯石をつけないことです。白い歯石を放置していると、歯ぐきに炎症がおきて歯周ポケットができ、そこに黒い歯石ができてしまうからです。
そこで大切なのが、毎日のセルフケアとプロの手によるクリーニングです。毎日のブラッシングで歯石をつけないようにするとともに、歯科医院に定期的に通い、歯石ができていないかチェックしてもらいましょう。もしできていれば、専用の機器で徹底的に取ってもらってくださいね!

よねやま歯科医院院長 米山博彦